保険営業のコツは、敢えてその事を言い出さないと取れない。

保険営業のコツは、敢えてその事を言い出さないと取れない。

保険営業では、そのことを言い出さないと契約は取れないということがあります。生命保険の営業をしていると、世間話ばかりで本題に入らずに終わることがあります。お互いわかっていてもその事は言い出せないことがあります。

■保険営業に向いている人にプロの微妙なコツを詳しく伝授。

◆ 言い出しにくい保険契約の話。

でも保険営業のコツとして言えることは、敢えてその事を言い出さないと契約は取れないということです。

言い出して断られたら見込み客を一人失いますから、タイミングを見計らうつもりで先送りしてしまうのです。これがクロージングの落とし穴になります。

親しい人や保険以外の付き合いがある人にはなおさらです。保険会社に入ると自分の知り合いをできる限り広範囲にリストアップします。遠い親戚から昔の同級生と浮かぶ限り書き上げて順にアポイントを取っていきます。

そういう手順が土台にありますから、コツと言われても縁ある人にはとくにその事は言い出しにくくなるのです。でも言わないと契約は前に進みません。

◆ 契約を迫るテクニックとコツ。

うまい営業は診査の段取りを聞いたり、念のため申込書を持参していますなどと言葉巧みに決断を迫ったりします。保険営業では見込にならない顧客を見切ることが、時間の浪費を押さえるコツになります。

本当は見込みがあるかないかを見極めて、時間を無駄にしないように次の顧客にアプローチすべきなのですが、クロージングを先送りしてそれで仕事をしている気になります。

時間はどんどん経過し締切が近づいてきます。上司はまだかまだかの矢の催促です。背中を押していると言うより、身の保身が見え見えです。

それでぎりぎりの日に、直接的で切実なお願いをするような羽目になります。提案している生命保険の善し悪しではなく、助けを乞うような情けない話になります。

それで断られれば、上司の非難罵倒と自信喪失と薄給が待っています。相手の情にすがって1件できればよみがえったようにホットしますが、翌月の苦労の始まりです。

◆ 保険営業は押してみる勇気。

保険営業ではある程度顧客がつかめると、先手先手で1件成約を入れて落ち着いた営業をする人もベテランのうちにはあります。

しかし現実は何年やってもその1件に泣くことがあります。

 

ましてや経験不足の人には厳しいものがあります。

「押してだめなら引いてみな。」といいますが、保険営業では引いたら心的リセットがかかりそれで終わりです。しかし押してみない営業はもっとダメというほかありません。その事をタイミング良く言い出せるかどうかがコツと言えるでしょう。保険営業の年季の差でもあります。

◆ 保険営業のコツは敢えて契約の話を切り出す勇気、まとめ。

保険営業のコツと言うより、生き残りの処方箋のような内容になりました。実際の場面では、知人を訪ねると世間話は弾むのですが、生命保険のはなしに振り向けるのは難しいことがあります。

そういう時は座り直して、背筋を伸ばして「生命保険の話をさせていただいてもよろしいでしょうか?」とはっきりお願いすることです。相手も遊びに来ているわけでないことは承知して相手をしていますから、そのタイミングを見計らっているのです。保険営業のコツは、あえて生命保険の契約の話を切り出す勇気にあるのかもしれません。

生命保険の営業に使命感をもって取り組んでいる方には、素人くさい内容で誠に申し訳ない言い方になりました。決して楽な仕事はないということを経験から申しあげたかったということです。どうかご勘弁願います。

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