経営権の委譲と後継者の嫁リスクを踏み込んで考えると。

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経営権と後継者の嫁、保険から閑話休題になりますがオーナー経営者は我々が思いも寄らない心配をします。

息子を後継者にする以外選択肢はないのですが、なかなか事業承継・相続設計が進まないケースがあります。

さっさと対策して株を渡せばよいものを何を悩んでいるかと思いきや先行きの心配が半端じゃありません。

息子すなわち後継者の万が一を恐れているのです。後継者がいなくなることをではなく会社の経営権を息子の嫁に取られることを危惧しているのです。

そりゃ後継者万が一の時その配偶者が相続するのは当たり前ですが、それでは現経営者はたまらないというわけです。

会社の株を返してもらうには多額の資金がいります。かといって縁が切れたからといって他に売りさばかれても困るわけです。

だから最後まで評価の高い自社株を過半数以上は手放さなくなるのです。

これが事業承継設計のときに当たる壁です。ある経営者などは息子のつきあっている彼女の一族を興信所で調べ上げて寝てもさめても心配していました。

資産があるということはその分だけ悩みも多く心配も尽きないということです。

人は皆、あることないこと妄想を抱きます。そのほとんどは取り越し苦労に終わるのですが当人は至ってまじめに考え真剣に心配します。経営権の委譲にしてもまだまだ無理だと考えてしまいます。

自分だって何もわからず経営を始めた時期があることを考えれば同じことです。後継者には後継者の運命があります。それについて回ることはできません。会社をつぶすか発展させるか、それはその時のその後継者の人生のなかで巡りくる選択の結果です。他者が介入しえない運命であり、どうすることもできないものなのです。

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