逆タックスの終焉、P社が売り止めを決めて他社も追随する形です。
直近では近く社名が変わるI社も同様の対応となりました。
養老保険を売り止めにするのではなく満期保険金を被保険者が受け取る契約形態が売り止めというわけです。
逆タックスという最後の大型節税スキームにとどめを刺された形です。
さてこれを売りの柱にしていた代理店の運命やいかにです。言ってみれば保険契約の正常化とも考えられますが面白みはなくなりました。
凄腕のA社の代理店は契約即満期保険金受取人を変更する裏技を提案していました。確かに保険というものは被保険者以外いつでも自由に変更できる建前ですから理屈の上では可能ですね。でも感覚的にはやりすぎの感があります。
そういう流れからすると逓増定期の名義変更も時間の問題かもしれないという疑念が生まれてきます。
そこまで行くと飯の種がなくなる代理店もずいぶんいるのではないでしょうか。既得権はどうなるのでしょうか。気をもむところです。