贈与の基本的な考え方私見

CIMG1819贈与の基本的な考え方私見です。

贈与はよく考えて安易に行わないことが大事です。知り合いの経営者がぼそりと言いましたが

「汗水垂らして稼ぐのと違ってお金をただでやるとろくなことがない。」

確かに不労所得を手にすると後継者の出来不出来にもよりますが心がけが変わることがあります。一般的に贈与の基本的な心構えを3つあげると、

その1)恩に着せないこと。

その2)保険で受けること。

その3)秘密主義で親の財産を詳しく教えないこと。

となりましょうか。自分で使い切るぐらいのつもりで、とは言っても経営者にとって後継者に事業承継する場合は早めの贈与対策が必要になります。それぞれの事情、相続財産の多寡、事業承継の都合によっても変わりますが贈与の基本は慎重に熟慮して長期的展望と覚悟を持って対処すべきですね。

贈与者と受贈者の気持ちは、えこひいきが贈与の本音。

いろんな場面に遭遇してきましたが、贈与で一番いかんこと、一番甲斐がないことは恩に着せることだと言えると思います。せっかく喜ばせようと贈与をしても恩着せがましいことを言えばその価値は雲霧消散してしまいます。人の気持ちを考えるなら何も言わずに「いつもすまないね。」と言ってお金をあげつつ感謝の気持ちを伝えるのです。例え親子だろうが同じこと、相手の気持ちを大事にすることですね。

感謝される贈与のやり方をこっそり伝授

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