生命保険金詐欺の採算が取れない理由

世に生命保険金詐欺はいろいろとありました。生命保険金は死亡保障ですから金額が大きくなります。それだけに保険金目当ての犯罪も起こりやすくなります。

保険会社からすれば不正な保険金取得は無効です。

約款には「重大事由による解除、詐欺による取消、不正取得目的による無効」に関する規定があります。不正な詐欺による保険金請求は契約解除となり保険金も支払わないし払込保険料も返還しませんという立場です。

通常の告知義務違反なら解約返戻金は支払われるでしょうが悪質な場合は不正取得目的による無効となり解約返戻金の支払いがされないことがあります。

「払込保険料は返却しません。」というのは各社同じですが解約返戻金を支払うかどうかは明確に規定されていないケースが多いようです。悪質度により変わるということでしょうか。CIMG2011

 

また「解約」と「解除」は意味が違います。「解約」を一歩進めて保険会社の立場で将来にわたって契約しない意思を示しているのが「解除」です。

それはさておき、保険金詐欺もっとも悪質なものが保険金殺人ですが、どうも事例を見ていると再犯の傾向があります。一度うまくいけばまた犯行に及ぶ、それも規模を大きくして悪質さが増します。その結果、保険会社の支払い拒否にあい犯行が明るみに出ます。

過去の保険金殺人を見ても同様の傾向が見られます。一度味を占めると巨額な一時所得が入りますから金遣いが荒くなり遊び癖が付き、結果貧すれば再犯に及ぶというパターンです。

当然長い目で見たら採算が取れないのは当たり前です。失うものの方がはるかに大きいのに相変わらずの事件は起こり続けます。

果たして表に現れない保険金殺人がどれくらいあるのか、なかなか興味あるところです。

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