保険募集人のホントのお家の事情を暴露すると。

保険募集人のホントの事情を暴露するといささか暴論になりますが・・

一抹の真理をお伝えできるかと思います。

保険を売る人を保険募集人と呼ぶなら保険の代理店も保険会社の営業職員もさらに言えば保険ショップの委託型募集人も保険販売のコミッションで生計を立てる保険募集人です。CIMG2082

保険を売ってなんぼ、締め切りまでに規定の保険販売が達成できなければ資格降格、はたまた退職、いわゆるクビになります。クビにならないまでも贅沢どころか金欠になり生活できないことにもなります。まことに厳しい世界なのです。

これが募集人のレベルに応じて生活レベルを維持するために必死になるような仕組みになっています。

MDRT連続の、ベンツで保険営業をするような人ですらレベルは違いますが一件に泣くことがあるのです。後一件が決まらなくて賞与が大きく減額になることもあるのです。

夜討ち朝駆け拝み倒しまでするそこに保険募集人のお家の事情が隠されています。一件でも多く、できればさらに保障額が大きく保険料が高い保険をすすめたいという本音があります。

契約の多寡はそのまま成績になり給料に直結しますから業界を問わず営業の本能のようなものです。本音は晒すものではありませんから賢い営業はお尻に火がついていても涼しい顔でお客様のためにお客様第一でお役に立つ保険をおすすめするのです。

そんなーと思うのはアナタだけ、そういう仕組みだからこそ保険業界はここまでの隆昌を極めたのです。何千億もの契約者の保険料を投じて格付けの低い保険会社を買うようなことができるのです。

何故そんなことが言えるのかって、そりゃかっては当事者ですから身にしみて業界の厳しさ、本音の事情はわかります。CIMG2037

だれも本当のことは言いたくないのは当然ですよね。

そういう目線で株式会社ほけんの100番を経営する杉山将樹氏の「死亡保険金は命の値段、もっともシンプルな保険選び」を読んでみる機会がありました。私の頭に残っていることを箇条書きにすると・・・下記の12件です。

・よい保険悪い保険という区別はない。
・医療保険よりまず家族を守る死亡保障。
・保険に加入する目的は何か、何のための保険か考える。
・家族が生きていくための必要額を算出したか。
・本当に必要なものは最悪の場合に備えた死亡保障。
・ライフプランに基づいて保険設計しているか。
・人生の節目節目に保険を見直す必要性。
・迎合的安易な保険コンサルに警鐘。
・生命保険はオーダーメイドが基本。
・安易な医療保険や傷害保険で道を誤るな。
・手の内を明かさないとよい保険設計はできない。
・夫婦で相談しお互いがリスクを理解し保障を理解する。

全く金儲けのくせに理屈は通っているし保険的に見て言っていることは基本的に正しいといわざるを得ません。ただしMDRTは保険の販売力が強い優績者、人間として信頼できるとは限らないとは申し上げておきます。

それやこれやを鑑みて言えることは固定給で保険を売ることは難しい、故にコミッション制はやむなしです。

また保険業界では本当にお客様のことを考えて提案できる余裕はないというのが実情です。

まず自分の生活がありそれを豊かにするために働いているのですからきれいごとは二の次になります。

この本を読むと見事に本音が見え隠れします。週刊ダイヤモンドに保険ショップの問題をかかれて委託型募集人問題に悩みつつ起死回生のブランド戦略なのでしょう。

本音は別にして、生命保険の入門書としてはとてもまともなことを書いています。

これから保険に入る人には是非読ませたいくらいにしっかりした内容です。杉山氏も経営者ですから金儲けの戦略で書いたのでしょうが内容的には不思議に契約者のタメになっています。

生命保険のあり方を考えると「その通り」と膝を打つこと数回です。これによりほけんの100番は成績を上げるでしょう。それはそれで結構なことです。

長々と書いてきましたが保険業界は図らずも契約者のためになる厳しいコミッション制をとっているのです。

損保と違いリスクを自覚することが少ない生命保険はすすめられなければ入れません。

信用できる人から懇々と諭されなければ自分のリスクに気づきません。さらにドンと背中を押してやらないと決断ができないのです。これが契約者のためになっています。

相互扶助がわからなくてもいいのです。貧乏人は払える範囲で目いっぱい家族を守る保険に入ることです。それが長い目で正解になります。

なにごともなく保険料が無駄になったと思える満了時期が来ればれば、これ以上の幸運はないのです。

誠に因果なものですがこれが生命保険です。図らずもこれで多くの人が救われています

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