法人保険の損金は課税の繰延に過ぎないに反論。

法人保険の損金課税の繰延に過ぎないに反論すると、法人保険では損金で保険料を費用化できるもの、あるいは半分を費用化できるもの等、結構多彩です。

損金で落として税金という見返りのないコストを抑制し簿外に資金を蓄積します。

解約すると解約返戻金して契約通りの額がキャッシュで戻ります。この時、確かに雑収入が発生し課税の対象になります。

これを課税の繰り延べであり意味がないという意見には中小企業の経営の実態が見えていないと言うほかありません。

オーナー経営者のリーダーシップに引きずられ経営戦略もそこそこに売り上げ獲得に走り回っているのが経営の姿です。CIMG2020

決算間際に集計したらどうも利益が出過ぎるので何とかならないか、こんな調子で決算の1ヶ月前に費用で落とせるものをかき集めてそれでも足りないのでパソコンをソフトと分離して購入したり、とどのつまりに保険を検討すると言った具合です。

長期的な出口戦略だの資金計画だのそんな悠長な経営はしていられないのです。

全損も半損も組み合わせていろいろ加入して、なかにはすすめられて逓増定期もあり来年はそれがピークになるので解約すると幾らいくらの雑収入が出るのでさてどうするか。と思っていたら思いがけない事故で損害賠償を請求され、すわっ!赤字転落かと思いきや、その解約返戻金で決算は事なきを得た、てな具合です。

解約返戻金がでるならまた保険で受ければよいのです。減額しつつ次の保険に移していくというような、あまり利口ではないですが高等テクニックもあります。

中小企業の経営は泥縄です。必死で掴んでもずるずると滑り落ちます。波乱万丈、山あり谷あり、明日のことは分からない、まして5年後、10年後には会社があるかどうかすらもわからないというのが偽らざる心境です。

とすれば課税の繰り延べ大歓迎と言ったところです。その場その場で知恵を絞って生き延びるすべを考えるのが中小企業経営者の仕事です。

今税金を払ってしまえばそれでおしまい。税務署は経営のピンチにティッシュペーパー一枚応援してくれません。CIMG2019

金融機関は晴れの日には要りもしない傘を持ってくるのに雨の、それも土砂降りの日には破れ傘まで無慈悲に取り上げるのです。

保険の解約返戻金は銀行のように裏切りません。信用できるのは確定したキャッシュだけです。そういう意味で法人保険の解約返戻金緊急予備資金になるのです。

緊急予備資金に課税の繰り延べもくそもありません。品のない言い方で失礼しました。

課税の繰り延べはそのこと自体中小企業には十分価値があると申し上げたいのです。

もちろん泥縄経営でも引退の日は来ます。その時はそっくりまとめて保険契約は退職慰労金に充当すればよいのです。

使えるものは何でも使う、中小企業にとればうまい、全くうまい話ではありませんか。

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