法人保険の減額と失効は使える手ではあるが要注意。

法人保険の減額と失効は使える手ではあるが保険のメンテナンステクニックがわかっていないと失敗することがあります。

失効と言ってもただ放置すればよいというものでもありません。

保険料はたいてい口座振替になっているでしょうから払込方法を銀行振込に変更しなくてはなりません。振込に変更しても会社によって保険商品によっては保険料の自動立替払という仕組みもあります。定期保険には自動立替払はないですが、ほかの保険では一つ間違えると保険の失効にならずに有効継続で後になって青ざめることも考えられます。

また保険管理者が失効を目的に振込扱いに変更しても振込用紙は保険会社から届きますから経理担当者が誤って振り込んだりすることがあります。

逓増定期のピークが来ているのに間違って振り込んだら大変です。

減額の場合もよほど管理ができないと当てが外れたりします。

減額するということは一時に解約返戻金の雑収入を出したくないケース、つまり予定していた費用が先送りになる場合です。たとえば役員退職慰労金の支給時期が5年ほど伸びたり、為替の変動で在庫評価がバカ高くなり儲かってもいないのに異常な利益が出る場合等があります。CIMG2033

そこであてのない雑収入を先送りするために徐々に減額し新たな逓増定期に入ります。

このやり方は保険代理店と保険会社が喜ぶだけですからおすすめはしませんが、背に腹は変えられない時もあります。

減額した逓増定期と新たに加入する逓増定期の経理処理が異なると解約返戻金で出た雑収入を受けるためにまた保険料が余分に必要になったりします。

いずれにしてもその時は理解し覚えていても間違いない処理をするにはそれなりの熟練も必要です。

失効も減額も言葉以上に高度なテクニックですからそれなりに信頼できる専門家がついていないとおすすめできません。

一つ注意事項は生命保険を失効させるとき消滅時効に注意する必要があります。保険会社には保険会社の理屈と仕組みがあります。とやかく言われないよう、問題にならないよう細心の注意をお願いします。

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