生前贈与を非課税に|何から始めてよいかわからない方へ。

生前贈与といっても何から始めてよいかわからない方へ、もちろん贈与税は非課税で。

親も子もそこそこのお年になると何かのきっかけで生前贈与を考えるようになります。

親は老後資金のやりくり算段が見えてきたら、相続税や相続のもめ事が心配になり、子の方は子供の学費やら家のローン負担が重い時期になってきます。

双方の事情がかみ合って機が熟する頃になると「生前贈与」と言うことが見え始めてきます。

ところが生前贈与には税金の知識がからんできます。非課税で贈与するテクニックが必要になります。

これまでサラリーマン一本でやってきた方や主婦業の相続人にとれば所得税は理解できても贈与税は理解できません。贈与税はもらった人にかかります。お金がないから親の援助を受けているのです。贈与税が払える訳がないのです。贈与税なんて非課税が当たり前、これが普通の庶民感覚です。

cimg2505古臭い言い方で失礼しますが、娘を嫁にやるときは花嫁道具一式揃えて持参金付きで送り出しました。次男に新屋を持たせるとき土地家丸ごと建てて住まわせました。誰も贈与税などとは言いませんでした。

また困っている子供や親族に資金援助もありました。それほど世知辛くなく人のつながりと血縁が重視された時代のことです。もちろん贈与税など知りもしませんでした。家の存続が最重要事項で相続争いもそれほど目立つこともなかった時代です。非課税にする方法すら考える必要がなかったわけです。

そもそも身内にお金を渡すことが、贈与税の対象になるなど思いもしません。だから頭から非課税だと思っていますから税理士さんに相談することもありません。サラリーマンや小金持ちには税理士さんは必要ないのが普通です。

■生前贈与のツボ

この辺の庶民感覚と税法上のギャップが生前贈与のハードルを高くしています。

贈与税の対象にならないものは生活必要経費、子供の学費と贈与税の基礎控除110万、税務署が補足できない少額の現金贈与などです。

贈与税の対象とされるのは多額の現金、生活費以外の資金援助、不動産、株式、生命保険契約などの資産の贈与です。もちろん生命保険の名義変更も贈与税の対象です。生命保険の契約という多額の資産の所有権を譲渡するわけですから非課税などということはありません。

子供の海外留学費用やフェラーリを買い与えたら贈与税はかかるかなど線引きの難しいケースもありますが、相続税がかからない貧乏人たる庶民は高額な贈与はしたくても、もともとできません。ローン返済の資金援助とか住宅取得資金援助、生命保険の名義変更、あるいはまとまった現金贈与の時に考えればよいレベルです。

ただ相続税がかかるようなまとまった財産をお持ちの方は計画的な生前贈与により相続財産を減らしていくことが重要です。

まるまる贈与税を払うのではなく贈与税がかからない範囲でこまめに贈与するとか、税制の仕組みをうまく利用して少額の贈与税で生前贈与を実行するなど様々な手法があります。詳細は以下のページに詳しいのでここでは触れません。

■贈与税がかからない生前贈与まとめ

■生前贈与はもめないが死因贈与はもめる元

■親不孝、この子にはあげたくない贈与。

結論です。

生前贈与の難しさは上記に書きました。何の対策もせずに相続に突入すれば迷惑をこうむるのは子や孫たちです。相続税がかかるか、かからないかにかかわらず生前贈与は有効な相続対策(相続税対策)です。適切な生前贈与で争続を未然に防ぐことも人の親たる被相続人の務めです。財産というお金がからむと人は別人になります。くどいようですがこれは人間として仕方がない性(サガ)というものです。無用の争い事を身内に引き起こさないよう、よくよくお考えの上、慎重にということが結論になります。

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