生命保険会社の営業は利益相反とは言えない理由。

生命保険会社の営業は利益相反とは言えない理由。

生命保険を取り扱う人は様々です。

保険会社所属の営業職員、保険会社の代理店、金融機関の営業(証券会社・銀行等)税理士などの士業、FP(ファイナンシャルプランナー)、保険ショップなどがあります。

cimg2545生命保険のコストとしてはどの窓口でも全く同じです。当然のことですが、物販のように安く仕入れる裏ルートは基本的にありません。

保険会社所属の営業職員は自分の属する会社の保険商品以外は取り扱うことはできません。

 

それ以外の代理店や金融機関、保険ショップ、FPなどは乗合となり、どこの保険会社でも代理店契約をすれば取り扱うことができます。

一見すると比較購買ができて有利なように思いますが、他のページで何度も申し上げているように、そういうものでもないのです。

◆乗合代理店の事情と本音

複数の保険会社の商品を取り扱うことは煩雑になるだけでなく、コミッションの率が一定しないと言う問題が発生します。取り扱いは一社に集中するほうがコミッションは大きくなるように仕組みができているのです。

ここに利益相反の可能性が生まれます。

実際の生命保険提案の場面ではメインの提案をお勧めするために他社の提案を使います。

ビジネスですから売る側にとって有利な商品(儲かる商品)を無意識にお勧めするようになります。決して利益相反などと思いもしないし、意識もしていないケースがほとんどでしょう。

生命保険会社の営業職員にとっても自分にとって有利な商品を売りたいのは同じですから利益相反がないとは言えませんが、取り扱う保険商品が自社の商品だけであることを考えると「利益相反」とまでは言えないと思います。

車や衣服や食べ物なら自分の好みで選んでお金を払いますから、売る側のおすすめがどうあろうと利益相反などとは言いません。

生命保険は形がありませんから売る側のアドバイスに頼るほかないので、利益相反がクローズアップされます。

特に税理士さんは節税保険のおすすめをするにしても、税理士業務において利益相反が絡みます。生命保険のおすすめを潔しとしない税理士さんもよく見かけます。

知り合いの独立系FPは生命保険の取り扱いをするとき、どうしても利益相反になりFPの倫理規程に反するからといって資格を返上した人までいます。



利益相反は悩ましい

保険ビジネスではあまり表ざたにはなりませんが、深遠なテーマである利益相反は売る側にとって悩ましい問題でもあります。

生命保険を買う側にはうかがい知ることが出来ない側面ですが、比較購買できる代理店であってもセカンドオピニオンを探して裏とりをすることが必要です。

最後は相手の人柄を見て、自分で決めるほかないですが・・

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