相続、親の気持ちは不公平秘密主義。

相続、親の気持ちは不公平かつ秘密主義が本音と言えるでしょう。

相続税がかかってもかからなくても親の気持ちはいずこも同じです。

自分の資産状況はわが子と言えども、なるべく相続人にギリギリまで隠しておきたいところです。

聞かれてものらりくらりと相続財産の全体像が分からないように言いつくろいます。被相続人のこの心理がわかれば相続設計士一人前です。

なぜかと言えば推定相続人たる子供たちが、親の遺産をあてにすると何かと不都合が起こり、親子関係がぎくしゃくしたり、争いの種になったりと、不和の原因を作ること困るからです。 続きを読む

生前贈与、止めときゃよかった親の不安。

生前贈与、止めときゃよかった親の不安、老後用心。

生前贈与、親の不安と心配の種は尽きないとしたものです。

その結果、生前贈与、止めときゃよかった親の後悔などと言う笑うに笑えない老後貧乏が待っています。

確かに財産家に取れば、相続税の節税の基本は生前贈与です。

生前贈与の手法については以下にまとめました。

◆生前贈与を非課税に|何から始めてよいかわからない方へ。

◆生前贈与でもめずに節税できるはずがない。 続きを読む

結婚・子育て資金の一括贈与の意味不明。

結婚・子育て資金の一括贈与は意味不明と言う他ありません。

CIMG2691結婚・子育て資金の一括贈与という制度ができたのですが、あまり話題になりません。

巷間の話題からすると「贈与って税金がかかるんだ、へえーっ」といったところです。

だれも親から結婚資金の援助をしてもらって贈与税がかかるとは思いもしません。

贈与税の認識効果はあるようですが、基本的によくわからない制度です。

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平成27年4月1日から平成31年3月31日までの時限立法ですが、親や爺婆から子や孫の結婚資金や子育て資金を1000万円まで贈与しても贈与税が非課税になるという制度です。 続きを読む

相続相談は遺言信託か税理士法人かに決着。

相続相談は遺言信託か税理士法人かに決着をつけます。

事業承継がからむ大がかりの相続対策、あるいは相続税対策は個人では限界があります。

かと言って顧問契約をしている決算税理士に任せていればうまくいくものでもありません。

生命保険にしても専門性が必要であるように相続に強い税理士がいます。

もともと相続案件と言うものが、それほど多い訳ではなく経験を積むことが難しいのと、不動産や生命保険、自社株対策会社法などの広範囲の知識とネットワークが必要になるからです。 続きを読む

相続対策する人しない人|相談相手の難しさ。

相続対策する人しない人、相続税対策と相続対策は違います。

一文字「税」の字が入るだけの違いですが、意味するところはかなり違います。

下記に書きました。

◆相続は皆に訪れるが相続対策は実行する人にしか成果がない。

◆相続対策と相続税対策は似て非なるもの相続対策ありきの理由。

相続税対策はある程度相続財産がかかる人、もしくは相続財産が基礎控除を上回り相続税がかかるかもしれない人が節税対策として取り組むものです。 続きを読む