国内生保の招待はアユの友釣り。

国内の生命保険会社は招待で顧客拡大。

CIMG2168国内生保とは国内の生命保険会社という意味で、外資系の生命保険会社と区別する言い方です。

外資系はカタカナ生保などと呼んだりします。

厳密に区分できるわけではないのですが、営業スタイルの違いからこの区分はよく使われます。

外資系ではあまり見かけませんが、国内の生命保険会社は何かと理由をつけて招待があります。

基本的に無料のものがほとんどです。無料というのは招待される顧客にとって無料であり

営業職員に負担がないというわけではありません。

外資系では町々の会場を借りて生命保険見直しセミナーのような会を開いて興味を持った顧客を生命保険の見直しに誘導する仕組みもあります。

国内生保の招待は支社単位で開催することが多く、著名人を呼んでの講演会や相続専門の税理士を呼んでセミナーを開催したりします。

年に数回は講演会の後に懇親会がセットされていたりします。またゴルフコンペもよく開催されます。それ故に国内生保の支社長や支部長、その他役職者にとってゴルフは必須になります。

国内生保の招待は鮎の友釣りな理由。

タイトルで「国内生保の招待は鮎の友釣り。」と書いたわけを申し上げると、招待と言いながら一人で行くのは気が引けるものです。

誰かを誘っていこうとするのが普通の心理です。

招待の対象となる顧客は自社の契約者ばかりとも限らないのです。

招待された顧客は見込み客であったり既契約顧客の友人・知人であったりします。契約していないのに参加しても良いかどうか迷う方もあるでしょう。

開催するほうの生命保険会社の狙いはそこにあるのです。

当然誘われて参加すると営業職員と名刺交換し義理と負い目ができます。お礼と称して翌週に訪問されると会わないわけにはいかなくなります。二度三度会って負い目が加算されて、それなら一度提案だけでも聞いてみるかということになります。

タダほど高いものはないということもできます。

鮎の友釣りは有効なビジネスモデル。

よく考えてみれば親鮎に騙されて釣り上げられる鮎の友釣りと同じ仕組みと言えなくもないところです。鮎の友釣りが「いかん。」などとは決して申し上げていません。

ビジネスモデルとして考えれば「うまい!」と膝を打つところです。

要するに展示会のような仕組みです。違うところは生命保険では展示するものがありません。パネル展示しても誰も見に来ません。

また義理をつながなければ生命保険売れません。だから情報というお土産と懇親会で釣られる顧客との距離をGNPで縮める戦略です。他の業界でも使えるビジネスモデルです。

そこまで知恵とお金を使わないと生命保険の販売は難しいということでもあります。厳しい世界です。

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