困ったときの保険用語集大成。

困ったときの保険用語集を作成しました。

CIMG3084保険業界は生保も損保も当たり前のように専門用語を使ってしまいます。意味がわかる方には話が早いのですが、保険ビギナーにはチンプンカンプンで不親切です。本サイトも独りよがりのところが多く、専門用語の解説が不十分で反省です。

このサイトでよく使う用語のうち生命保険に特化した言葉だけをできるだけコンパクトにまとめました。保険用語がわからなくて困ったのではなくネタ切れで困ったというのが本音かもしれません。

1《アカウント型保険》

別称では自由設計型保険とも言いますが仕組みが複雑、アカウントと呼ばれる出し入れ自由な積み立て部分と定期保険や医療保険などの特約のセットで販売されます。生命保険はシンプルがよいと考えていますのでお勧めしていません。

2《一時払い終身保険》

保険料の支払いを一時払いとする終身保険、運用が悪化し発売中止が多発、相続用に外貨建て一時払い終身保険が人気です。保障部分は少なくて支払った保険料が戻る感じの保険というより貯蓄です。

3《延長保険》

保険料の払込を中止し、解約返戻金で同額の定期保険に加入します。保険料はいらなくなりますが、特約がなくなり掛け捨ての保険になります。保険料が払えなくなっても、保障が必要な場合の最終手段です。

4《法人保険》

生命保険契約者が法人(会社)の保険、役員や従業員を被保険者とし会社の事業保障や福利厚生にあてるための保険です。法人では保険料を損金(費用)として処理できるものが多く、節税効果もあります。

5《外貨建て保険》

保険料を保険会社が外貨建てで運用する保険。運用益が得やすいので保障額や解約返戻金で有利になりますが、為替リスクを考えると長期的には必ずしも有利とは言えない面があります。

6《介護保険》

通常は公的な介護保険制度を指しますが、保険業界では介護を対象とした生命保険を指します。保険金を受け取るための要介護認定の仕組みに差があるので注意が必要です。

7《解約》

満期までの途中に生命保険を解約すること。解約すると保障がなくなり、あれば解約返戻金が支払われます。ほとんどの場合途中解約すると元本割れになります。低解約返戻金タイプは早期に解約すると解約返戻金が少なくなるので特に注意が必要です。

8《解約返戻金》

生命保険を解約すると保険会社の必要経費を引いて残ったお金が解約返戻金として支払われます。法人契約の長期の保険契約では将来のリスクに対し先払いしている保険料が多く解約返戻金も多額になります。

9《銀行窓販》

2001年より銀行の窓口で保険販売が解禁となり、銀行が最大の保険乗合代理店として参入。顧客情報を元に保険契約をすすめる仕組みが定着しました。

10《減額》

保険料負担を減らして部分的に解約すること。減額した部分に解約返戻金があれば支払われます。法人保険では段階的に減額して解約返戻金を調整しながら利益をコントロールすることも可能です。

11《契約年齢・被齢》

体を提供する被保険者の契約時点での年齢、被齢とも言います。生命保険は性別と年齢で保険料が決まりますので、契約年齢が若いほど支払期間は長くなり保険料は安くなります。

12《無選択型保険》

医師の診査や告知書による告知なし(無告知)で加入できる生命保険。または引受基準緩和型と言いますが、限定告知型の保険もあり条件が緩和される分、保障内容の制限や保険料が多少の割高な場合があります。

13《高額療養費制度》

大病をすると医療費が高額になりますが、定められた自己負担限度額以上にかかった医療費を払い戻す制度。公的な医療保険制度があることを前提に医療保険を設計することが必要です。

14《更新・コンバージョン》

保障期限が設定されている保険の場合、期限に合わせて見直すことを更新、期限以外の時期に見直すことをCV(コンバージョン)と言います。どちらも責任準備金(解約返戻金に近いですが若干多くなります。)をもとにその時点の予定利率で契約を転換することになりますので保険料が割高になり、払えないケースも発生します。

15《三大疾病保障》

三大疾病とは「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」で所定の状態になった場合に保険金が支払われる契約です。受給条件が厳しく、各社条件が異なりますので注意が必要です。

16《指定代理人請求》

被保険者が意思表示できない事情がある場合、事前に契約者が指定しておいた指定代理人が変わりに保険金請求できる制度。意思表示できない場合とは病状が重篤であったり、がんなどで被保険者に告知していない場合などが該当します。

17《終身保険》

一生涯、被保険者が死亡するまで保障が続き、死亡保険金の支払いをもって保険契約が終了する保険。一般的に貯蓄性が高く、多くの場合一定の解約返戻金があります。生命保険の基本形態のひとつです。

18《収入保障保険》

保険契約期間中に被保険者が死亡すると年金のように毎年保険金が支払われる掛け捨ての生命保険。通常は保険料が割安で、年齢とともに保険金が逓減するのが特徴です。定期保険の年金払いのような仕組みの保険です。

注意:所得補償保険(就業不能保険)は損害保険分野の商品ですので、収入保障保険とは異なるもので、死亡保険金はありません。

19《純保険料》

保険会社が受け取る保険料のうち保険会社の経費となる「付加保険料」を除いた将来の保険金支払いに充てられる部分のこと。予定利率と予定死亡率で計算されます。

20《診断給付金》

がん保険で被保険者が医師よりがんと診断されたとき受け取れる保険金。契約から90日の免責期間があります。

21《生命保険料控除》

生命保険料を支払うと一定のルールで所得税や住民税を控除する仕組み。サラリーマンは年末調整で会社に提出します。

22《積立利率変動型終身保険》

保険会社に預けた保険料が市場金利と連動して変動する商品。支給されるときの利率により解約返戻金や積立金などが変わります。利率が固定していないということはメリットでもありデメリットにもなります。

23《通院給付金》

医療保険で退院後通院した時に一定の条件で保障される支給金。

24《入院給付金》

医療保険で指定された病気で入院した時に一定の条件で保障される支給金。

25《定期保険》

一定の期間死亡保障する掛け捨て型保険の代表。契約期間を過ぎると保険金はなくなり満期保険金もないので保険料は割安となります。生命保険の基本形態のひとつです。

26《特約》

生命保険には基本となる主契約とオプションとして付加する特約があります。主契約より特約のほうが保険料が大きい場合もあります。特約を付けすぎると保険料が割高になりますので、できるだけ特約は控えめにしてシンプルに考えると保険の本質が見えてきます。

27《ネット生保》

インターネット通販のみで保険を販売している会社。人件費がかからないので保険料は安くなりますが、被保険者の確認ができないなど制約が多く家庭の柱となる保険や大事な生命保険には不向きです。

28《配当金》

保険料の運用により利益が出た場合、保険会社の業績により契約者に還元される利益のこと。配当をなくすことで保険料を安くする無配当の商品が多くなっています。

29《払済》

保険料の支払いを停止してその時点での責任準備金をもって終身保険(定期保険)に変更すること。解約せずに保険を継続できるので有利ですが特約はなくなり保障額は小さくなります。

30《変額個人年金保険》

保険会社の運用成績により個人年金保険の受取年額が変動します。運用方法も幅広いので変額保険特有の投機的リスクがあります。保険会社は一般の保険と区別して変額保険勘定で運用成績を報告する責任があります。

31《保険料払込免除特約》

保険期間中に所定の状況になった場合、以後の保険料支払いが免除される特約です。保険業界ではP免などと呼びますが、その分の保険料は上乗せされていますので特約として付加するかどうかは判断が必要です。

32《満期保険金》

養老保険などでは満期があり、死亡事故が発生せず満期になると積み立ててきた保険料に応じ満期保険金が発生します。払込保険料の合計額を超えた部分の満期保険金は一時所得になります。

33《約款》

保険会社と保険契約者との間に締結される保険契約の詳細(権利・義務・条件など)を定めた文書。「ご契約のしおり」などと書かれている場合もありますが、一読されることをおすすめします。

34《養老保険》

貯蓄型の死亡保障が付いた定期保険。満期保険があり支払った保険料はほぼ回収でき、通常はいくばくかの一時所得が期待できます。その分保険りぃうは割高に設定されています。貯蓄型が得とか掛け捨てが損だとか言うことはなく、好みと選択の問題です。養老保険は生命保険の基本形態のひとつです。

35《予定死亡率》

統計資料から年齢別・性別に死亡する人の数を集計したもの。生命表とも言う。先頃標準生命表が11年ぶりに改訂されました。保険料を算定するための基礎的な資料となります。

36《リビングニーズ特約》

医師より余命6か月以内の宣告を受けると生前に3,000万円の保険金を受け取れる特約。通常無料でリビングニーズ特約を付加できます。

37《連生保険》

親子や夫婦など被保険者を2人以上で契約する生命保険。単身の契約よりは保険料が割安にはなりますが、離婚などの場合契約変更などが必要ですのであまり一般的ではないように思います。

とにかく必死のパッチで思いつく保険用語を37個まで解説しました。思い出しながら、調べながらの紆余曲折です。こうしてみるとまだまだ用語が網羅できているとは言い難いことに気づきます。

暇を見つけては書き溜めていくよいうに心がけたいと思います。

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