税務署は税務調査ばかりかと思いきや行政指導と言うのもあるそうです。
税務署OBの税理士の先生から、かくかくしかじかの保険契約があると思うが個人の一時所得を修正申告していただけませんかと言うわけです。
むむっ!ついに来たか支払調書が行かないなんて嘘やがな、この際安全を期して一時所得として修正申告をする気持ちになってしまいます。
でもそれではいささかもったいないと言う気持ち半分、頑張ってみたところで税務調査になれば加算税が課せられるのでどこで折れるか潮時が難しい。
行政指導に強制力はないけれど税務調査での強権発動がちらついています。給料で貰うより得やからと修正申告をします。
あとで住民税も大幅に増えたことを知り経営者の激怒が始まります。大体が迂闊なM社のミスが招いたことなのに慌てた優良申告法人が洗いざらい申告するから傷口はさらに広がります。
単純に役員報酬、退職金、配当以外に第四の報酬ルートが合法的に成立しそれが一時所得扱いですから住民税くらいで文句を言ってはいけないところです。
あえてはしょってわかりにくくしました。わかっている人には正味伝わるでしょう。要するに逓増定期保険の名義変更が一時所得へ落ちついた経緯です。
「税務署の行政指導を放置するか申告するか迷うところです。」への1件のフィードバック