法人保険の目的の第一は事業保障という当たり前を噛み砕くと。

CIMG1744

法人保険の目的は事業保障、保険設計で考えるべきことはまず事業保障ありきです。

法人保険の設計をしているとその実態は節税保険が中心になります。

ガン保険にしても逓増定期にしても事業継続のリスクをカバーする事業保障の役割はあまりありません。あくまでも解約返戻金を活用することで節税したり退職慰労金を準備したりが目的となります。

逓増定期は死亡保障が逓増する形ですが、ある一定期間(解約まで)事業保障があります。でも大事なことは節税保険以外にしっかりと企業規模に合わせた事業保障を早いうちから用意しなくてはなりません。

保険に山盛り加入しておきながら65歳になってあらかた解約した結果、死亡保障が雀の涙のような笑えない話もあります。

中小企業のオーナー経営者にこそ保険が有効な理由

まず法人保険の目的の第一は事業保障、しかる後に節税保険です。
それで余裕があれば福利厚生です。法人保険の目的として一番重要なことは後に残された者の生きる道です。個人の場合も法人の場合も最大のリスクは一家の柱や経営者に万が一の時、家族や後継者、従業員が生きていくための資金確保です。

会社が行き詰まると自殺して保険金を受け取り債権者に弁済するというような悲惨なケースも見てきました。そこまでは言いませんが中小企業のオーナーなどは個人信用で成り立っています。キャッシュなき後継者など金融機関は相手にできないのです。

お金は人生に付随するもので目的ではありませんが時としてお金が運命を狂わせることがあります。そうならないためにも備えあれば憂いなし、適切な事業保障設計は経営において欠くことができません。

資金準備には法人保険が一番である理由が3つ。

Pocket

「法人保険の目的の第一は事業保障という当たり前を噛み砕くと。」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です