生命保険の解約返戻金はいつ振り込まれるか、各社比較を事例で紹介。

生命保険の解約返戻金はいつ振り込まれるか、各社比較を事例で紹介。

生命保険を解約した場合、解約返戻金はいつ振り込まれるかは気になるところです。

解約返戻金の支払や保険金、給付金の支払は、各社ともすこぶる迅速になりました。

解約請求書などの書類に不備がないことが条件ですが、書類が揃えばほぼ一週間以内に着金します。

■生命保険解約で失敗したくない方、ベストな手順公開!

◆ 法人契約の生命保険解約は、資金需要に合わせたタイミング。

解約する手続きは保険会社各社各様であることは前回紹介しました。書類に不備がないことを前提にするならほとんど一週間以内に処理されるようです。

今回3社解約しましたが実印不要のM社は週末の金曜日に書類を郵送して翌週の火曜日には着金していました。

節税目的でかけている生命保険は解約するとそれなりの率で解約返戻金が戻ってきます。自社の実効法人税率を36%とするならば単純返戻率が64%超なら課税の繰り延べになっています。法人契約で解約する場合は被保険者退社、返戻率がピーク、資金需要の3つのケースです

資金需要というのは退職慰労金など一時的なキャッシュが必要な時ですね。一番着金が遅かったAM社で5日ほどでしたから、とても迅速です。

■解約控除とは、法人保険の解約にからむ欲得人間模様。

◆ 生保団体ネットは、手間がかかります。

国内生保は手こずりました。生保団体ネットに加入し、事務手数料の割引を受けていたからです。生保団体ネットの脱退手続きを経て解約書類に進みます。

解約請求書の枚数が多くなるのは仕方がないですが、担当職員が手順を知らないとさらに手間取ります。

その間に4日ほどで解約請求書を提出して4日くらいで着金しました。

◆ 解約返戻金はいつ振り込まれるか、まとめ。

実際の事例は3社ですが、多くの保険会社は同じようなことだと思います。

一時期、保険金や給付金の不払いや支払漏れが問題になったことがありますが、それ以後は保険会社各者共にかなり改善されたと言うことのようです。

さらに、解約請求書には「解約日の翌日から5日以内にお支払いします。5日以内にお支払いができなかった場合、お支払する金額に年6%の利息をお付けします。」という記載があります。解約日までの日数は含まないのですから当たり前ですね。

生命保険の解約返戻金を当てにする場合、関係書類の受領から必要書類の準備、解約請求書の提出から着金まで不備なしで最大3週間と言ったところです。資金需要の予定がある場合は安全のため1ヶ月見ておくことですね。

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