生命保険の解約返戻金は即キャッシュです。それを確認するために保険会社各社の事例で実際に確かめました。
節税目的でかけている生命保険は解約するとそれなりの率で解約返戻金が戻ってきます。
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自社の実効法人税率を36%とするならば単純返戻率が64%超なら課税の繰り延べになっています。
法人契約で解約する場合は被保険者退社、返戻率がピーク、資金需要のケースです。
資金需要というのは退職慰労金など一時的なキャッシュが必要な時ですね。解約する手続きは保険会社各社各様であることは前回紹介しました。書類に不備がないことを前提にするならほとんど一週間以内に処理されるようです。
今回3社解約しましたが実印不要のM社は週末の金曜日に書類を郵送して翌週の火曜日には着金していました。
国内生保は手こずりました。生保団体ネットに加入し事務手数料の割引を受けていたからです。生保団体ネットの脱退手続きを経て解約書類に進みます。解約請求書の枚数が多くなるのは仕方がないですが担当職員が手順を知らないとさらに手間取ります。
その間に4日ほどで解約請求書を提出して4日くらいで着金しました。
解約請求書には「解約日の翌日から5日以内にお支払いします。5日以内にお支払いができなかった場合、お支払する金額に年6%の利息をお付けします。」という記載があります。解約日までの日数は含まないのですから当たり前ですね。
一番着金が遅かったAM社で5日ほどでした。
生命保険の解約返戻金を当てにする場合
「生命保険の解約返戻金は即キャッシュ、入金までの各社比較を事例で紹介。」への4件のフィードバック