定期付き終身保険の誤解と保障が切れる払込満了について。

CIMG1969定期付き終身保険の誤解、正確に言うと定期保険特約付き終身保険となります。

国内生保がメインに販売していた組み合わせ型の保険商品です。主契約が終身保険であり一生涯の保障があります。これに定期保険が特約としてついています。

終身保険のですから年齢は関係なく死ぬまでの保障です。ところが特約として上に乗っかっている定期保険は期限があります。

一般的に払込満了(65歳とかで保険料の支払いが終了すること)を迎えると定期保険の保障はなくなり終身保険だけとなります。例えば経営者に1億円の定期付き終身保険に加入した場合終身保険部分が3000万で定期保険の部分が7000万だったりします。

経営はモグラたたき生命保険は身を助けるハンディ。

すると1億円の事業保障があるつもりが65歳になったら予定していた引退もできないし保障は3000万しかなくなるし、体の都合で今更保険にも入れないということがあります。これでは後継者が育つまでの間のリスクヘッジができません。

わかっているつもりで遠い昔に入った定期付き終身保険は長生き時代に一つの落とし穴になります。経営者ご自身の引退と定期付き終身保険の保障がうまくかみ合っているか確認することが重要です。

かなりのケースで定期付き終身保険が理解されておらず保障がずっと続くものと言う思い込みが見受けられます。

定期付き終身保険を見直したり追加加入するなら健康なうち、できれば50代で見直しておきたいところです。

目先の小金と生命保険の大金

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