がん保険の免責は90日、がん保険に加入すると免責が問題になることがあります。
がん保険の免責とは正確に言えば契約から90日が過ぎるまでに悪性新生物に罹患していることが病理検査等で確定診断されれば保険金は支払われません。
もちろん90日を一日でも過ぎていたら何の問題もなく保険金は支払われます。
これが人生に波紋を投げかけることがあります。
胃が痛くて胃カメラで診察を受けたとき怪しいポリープが見つかって組織診断に出しているときがん保険に入っても保険金はでませんよと言うわけです。胃が痛いだけならがん保険に入れます。
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でも医者に怪しいと言われて90日放置しておく度胸は普通の人間にはありません。がんの疑いは生き続けたいという気持ちを心底刺激します。耐えられるものではありませんからなるほどの90日です。
ところが免責手前でがんの疑いと言うこともあります。後数日で90日という場合がまれにあります。全く微妙な心理です。
家族は決して免責まで待つようなことは思わないのですが、中には何でもないのにもったいないということを言う親族もいます。
運悪くではなく運良くガンが確定診断されるのが遅れ免責をクリアして保険金が受け取れたとしても受け取った保険金は不労所得のようなもので車に化けてしまいます。
その後5年以上にわたり年間数十万もかかるがん治療費のことを気が付いていればと思わずにはいられません。無事が一番、実話です。