法人保険は預金より投資回収に強い金融商品です。
法人保険の契約は加入の目的を明らかにせよと申し上げてきました。
法人保険には大きく分けて保障機能と貯蓄機能があります。貯蓄とは言い換えれば金融投資です。
保障機能は企業のリスクヘッジとしてまず考えることとして、保険の投資回収機能を見るとまさに金融商品そのものと言えるでしょう。
もちろん保険ですから保障機能と金融投資機能を併せ持つことはご承知の通りです。
法人保険の投資としての意義を考えるとやはり回収率、すなわち解約返戻金の返戻率が問題となります。
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また金融機関に投資したりお金を預けたりした場合と法人保険との違いは節税効果が高いことにあります。
法人保険には保障機能を併せ持つ分だけ法人税をというコストを削減する効果があります。ここをしっかり見ればいかに法人保険が金融商品として優れているかがわかります。
また解約返戻金や保険金というものは契約で定まっているものです。契約時点で金額が確定しますからしっかりとあてにできる緊急予備資金となります。
経営を続けて行くうえで、会社には緊急予備資金が必要です。できれば簿外にコストを削減しつつ貯蓄できればこんな都合の良いことはないわけです。
法人保険の機能を保障機能に限定してみるのではなく有利な金融投資商品として見ることで企業の資金戦略に大きな幅が出来ることは請け合いです。