社長の最後の仕事。

「社長の最後の大仕事・・・」という本がありましたがそのパクリではありません。亀甲さんんの本にも社長の最後の仕事というくだりがあります。

最後最後と言いながら中小企業の場合は延々と最後の仕事が続き、なかなか切りが付くものであはありません

時にはカムバックする社長もいらっしゃいます。社長として最後にすべき仕事は事業承継です。後継者に自社株を渡し経営権を確立します。CIMG2023

社長自身は退職慰労金を受け取り相続税の納税資金に備えます。

ここまでは計画的に手を打っておかないといけない社長の最後の仕事です

でも最後の仕事を成し遂げることは難しいことになります。

利益を長年出してきた企業は内部留保が重なり自社株は思いのほか高額になっています。自社株評価を聞いてびっくり仰天というケースも見かけます。

自社株の評価方法は企業規模により様々ですが、手元にそれだけのキャッシュがあるわけではなく含み資産の積上げ評価ですから経営者の実感とかい離しがちです。

法人保険で損出し節税、益出しすれば赤字が黒字に。

自社株の評価を下げる方法は数あれどもっともオーソドックスな手法は退職慰労金の支給です。

役員在職年数にもよりますが中小企業のオーナーはおおむね長きにわたり指揮を執りますから必然的に退職慰労金も巨額になります。

とは言っても企業の存続を考えるとき退職慰労金の支給は重要です。そのための資金確保として長期平準定期保険は誠に有効です。

半分は保険積立となり退職慰労金支給時には保険積立金の取り崩しとなり自社株評価を大きく下げる効果があります。

半分の雑収入部分は退職慰労金に上乗せ支給できる可能な繰り延べ部分です。

結局のところを申し上げれば長期平準定期保険で戻りのよいもの、できれば100%を越えるものがベストと言えるのではないかと思います。

ほとんどの企業は事業保障と退職金準備、半分の節税効果のメリットを押さえた長期平準定期にはすでに加入済みのことと思いますが。

オーナー経営者の生命保険に加入する理由を4つあげると

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