医療費控除|もっとも簡単な二つの手順。

医療費控除の確定申告を簡単に済ませる2つの手順。

CIMG3660年齢が上がると誰しも病気の一つや二つは抱えるようになります。同窓会で盛り上がるのは病名の数自慢です。

知らず知らずのうちに医療費も増加し気がつけば家族年間で10万を越えていたなんてこともあります。

医療機関の領収書を保管する習慣すらない方もいらっしゃるのではないかと思います。サラリーマン人生では確定申告にも縁遠いと思いますから、医療費控除の確定申告と言えば何やら難しそうで、敬遠されがちではないかと思います。医療費控除を活用し還付金に結構助けられている身の上ですので、迷っていらっしゃる方に少しでもお役に立つ医療費控除の情報をお届けすべく記事を書いてきました。

この数年で医療費控除の確定申告は仕組みが大きく変わりました。確かに便利になったことは間違いありませんが、これまでの流れを理解していればありがたい簡便化ということがわかるのですが、途中から参入される新参医療費控除組の方には、さすがにわかりにくいと思います。

自分の経験をもとに申し上げれば、現時点では医療費控除の確定申告をする方法で、もっとも簡単に済ませる方法は2通りあります。ご自分に合う方法を選択いただき少しでも多くの方に医療費控除の確定申告を行っていただきたいと思っています。納めすぎた税金を還付金としてゲットされんことをお祈り申し上げます。

◆税務署でIDとパスワードを発行、e-Taxで申告完了。

一番のおすすめID・パスワード方式です。IDとパスワードがあればe-Taxで簡単に医療費控除の確定申告が完了します。この手順は税務署でIDとパスワードを発行してもらうことが必要ですので、税務署まで出向ける方向けです。そんな時間はないよとおっしゃる方には次項に書いている申告書印刷郵送手順をおすすめします。

一度税務署でIDとパスワードを発行してもらえば、それ以後は簡単にe-Taxが使えます。マイナンバーカードもICカードリーダライタも不要です。申告書の郵送の手間もなくPCかスマホ画面で確定申告が完了してしまいます。あっさり便利にできるので頼りないというか、本当に大丈夫か不安になるぐらいです。

人手不足を補うために税務署はe-Taxを強力に推進していますから、税務署が開いている時間なら免許証などの写真入り本人確認書類を持参すれば10分ほどでIDとパスワードを発行してくれます。(税務署のPCの画面で個人情報を入力します。)

■ID・パスワード方式を利用するには、どうしたらよいですか。

税務署の統括官によるとID・パスワード方式は、ICカードリーダライタ機能のついたスマホが普及するまでの暫定的な処置だそうです。とは言ってもID・パスワード方式が拡大すれば今さら使えなくすることもできないのではないかと思いますが、国税庁はあくまでもマイナンバーカード方式にこだわっているようですね。

※本稿は医療費控除の確定申告について書いています。個人事業主などの確定申告では条件が異なる場合がありますのでご注意下さい。

 ◆確定申告書等作成コーナーで申告書を印刷して郵送。

税務署が発行するIDやパスワードがなくても、国税庁の確定申告書コーナーで申告書を作成し郵送で提出することができます。PCやスマホで完結しませんが、確定申告書をプリントアウトし写真入りの本人確認書類等の指定書類を添えて所轄の税務署に郵送するか持参します。プリントアウトするためにプリンターが必要ですが、これはどこのお宅にもあるのではないかと思います。

これのよいところはID・パスワード取得のために税務署に出向かなくて郵送で申告書が提出できることです。しかし本人確認ができませんから、免許証などの写真入り本人確認書類が必須になります。

ID・パスワード方式で申告する場合は、税務署で本人確認をしてIDとパスワードを発行してくれますから発行されたIDとパスワードでe-Taxにログインできれば本人確認が完了したことになります。

申告書を郵送すればよいのですが、持参する場合は休日でも夜間でも税務署には受付用のポストがありますから、時間を気にする必要はありません。

 ■確定申告書等作成コーナー

◆スマホでe-Taxはおすすめ、PCがない方向け超便利。

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税務署の統括官がわざわざスマホでe-Taxのおすすめチラシを持参し、便利になりますと案内しに来ました。まだ、専用サイトは公開されていないのですが、e-Taxができる方には朗報です。ID・パスワード方式でもつかえますから、利用者はそれなりに増加すると思います。

えっ!?と思いましたが、自宅にPCがない方が増えているそうです。そういえばいまどきのスマホであればPCでできることはほとんどできます。家には固定電話もなければ新聞も取らない、PCもないけど現金もないという時代が到来しそうです。そういう家は本棚も本もないでしょうね。冷蔵庫も向かいのコンビニが代わりになれば、シンプルな暮らしになりますが。

話がそれましたが、スマホでe-Taxをするためには税務署でIDとパスワードの発行を受けなくてはなりませんが、お使いのスマホにICカードリーダライタの機能があれば、マイナンバーカードで申告できます。超便利にあと一歩まで来た感じです。国税庁が変なこだわりで後戻りしないようお願いしたいものです。

 ■医療費控除はe-Tax、簡便化からスマホまで、まとめ。

◆それでも必要な医療費の明細を集計計算。

確定申告そのものはとても便利になりましたが、医療費の集計はやはり手間がかかります。10万円以上の医療費ですから領収書もかなりの枚数になります。また保険金や医療保険等の給付金を保険会社等から受けている場合はその分は対象の医療費から控除しなくてはなりません。納得できない方は下記の記事をご参考になさってください。気休め程度にはなるかと思料いたします。

 ■医療費控除で保険金がマイナスされる本当の理由。

これらをまとめたものが医療費控除の明細書です。家族内の人ごとに、また医療機関や薬局ごとに一年間の医療費を集計し10万円のバーを越えるかどうかを確認しなくてはなりません。あと少しという場合もあると思いますが、早めに仮集計して概要をつかんでおくと、医療機関の受診も計画的にできると思います。勘違いされないように老婆心までに付け加えることがあります。

医療保険などで受け取った保険金や給付金はその対象の医療費から控除すると申し上げましたが、家族全員の医療費の合計から控除する必要はないのです。あくまでも保険金や給付金に対応する医療費から控除するということですから、関係のない医療費を合計して10万円以上あれば医療費控除の対象になるということです。

 ◆医療費控除のもっとも簡単な二つの手順、まとめ。

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初めての方が、全く手さぐりで医療費控除の確定申告書を作成し提出するのはやはりハードルが高いと感じます。全体的な流れを把握すれば個別の手順はいくらでも紹介しているサイトがあります。

医療費控除の確定申告の二つのやり方を大雑把に紹介しました。ID・パスワード方式で申告するか郵送で申告するか、ご自身の段取りに合わせて選択してください。結論的に申し上げれば、税務署に出向く暇がなければ、申告書郵送の手順です。

サラリーマンの方は他に前年度の収入を入力するために源泉徴収票が必要です。また医療費や医療費控除の対象になる領収書はこまめにためておいて下さい。医療費の明細書と医療費の領収書をまとめて提出する従来のやり方は平成31年(令和元年)まで有効ですが、令和2年度からは申告書に医療費控除の明細書添付で医療費の領収書は個人で5年間保存になります。

医療費控除に関する記事は下記にまとめています。医療費控除の改革を時系列で追っかけていますので、内容的には変わっているところがあります。ご了承下さい。

 ■医療費控除はe-Tax、簡便化からスマホまで、まとめ。

 

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