タワマン節税に国税の網、伝家の宝刀が勝訴。

タワマン節税に国税の網、伝家の宝刀が勝訴。

すでにマスコミ各社より報道されていますが、収益物件に投資して相続課税を免れる手法が問題視され、最高裁で国税が勝訴という結果になりました。

税制に従って適法に節税し申告したとしても、それを「看過しがたい不均衡を生じさせ租税負担の公平に反する」として追徴課税されたのでは、納得できない理不尽を感じるところです。

これまで同様の手法で多数のタワマン節税が横行していますから、相続税の調査を待つ身は戦々恐々だと思います。 続きを読む

法人保険の見直し、メンテナンスラストチャンス。

法人保険の見直し、メンテナンスラストチャンス。

生命保険契約というものは定期的に見直さなくてはなりません。そこに保険営業がアドバイスするチャンスがあるのですが、新たな契約につながるとは限りません。

事業保障を目的とした保険であれば、それほど頻繁に見直す必要はなく、事業規模の拡大に合わせて保障額を追加すればよいのですが、節税目的で契約している法人保険は細心の注意で見直さなくてはなりません。 続きを読む

遺言書の書き方はシンプルに、財産目録はエクセルで超簡単見本。

遺言書の書き方はシンプルに、財産目録はエクセルで超簡単見本。

自筆証書遺言書の法務局保管が始まりました。従来の遺言書のルール以外に、法務局保管用の独自ルールが出てきました。遺言書の本文は、自筆で書かなくてはなりません。しかし相続財産の目録はパソコンで作成してもよくなりました。

自分で書いた遺言書を法務局に保管できれば、一件落着となります。ただ自筆の遺言書は、丁寧に長々と書くほど間違いが出る可能性が高くなります。 続きを読む

法人保険の失効に失敗した無能代理店。

法人保険の失効に失敗した無能代理店。

法人保険でも節税保険は利益の繰り延べを主な目的としています。設備投資が遅れて出口のタイミングが合わないようなときは解約を先送りしたいと思いますが、そのときに使う手に保険契約の「失効」があります。

保険料を支払わずに猶予期間を過ぎれば保険は失効します。失効すれば契約の効力がなくなりますので保障がなくなります。しかし解約返戻金はそのままの返戻率で継続されます。失効の期限は3年ですので、さらなる繰り延べが可能になり、 続きを読む