保険営業へステップアップ、転職の不安と疑問を一挙解決、自己実現への道!

保険営業へステップアップ、転職の不安と疑問を一挙解決、自己実現への道!

転職したいが、保険営業の年収や報酬体系はどうなっているのか、仕事内容や必要な資格は何かなど知りたい情報を保険業界経験者が独自の視点でまとめました。

保険業界の魅力は何といっても成果報酬体系、自分の努力次第で高収入、ステップアップが可能な点です。

また保険は本来、相互扶助の社会システムです。「万人はひとりのために、ひとりは万人のために」と言われるように保険はお互いの助け合いシステムです。様々なリスクに囲まれた世の中で、人の役に立つ仕事として保険営業は誇りをもって取り組める仕事です。

しかし保険業界に飛び込むのは、勇気が必要です。厳しいと言われているが自分にできるか、やりがいはあるか心配になります。保険業界で成功し、自己実現を果たそうと意気込む方の不安と疑問に応える10項目を厳選し、最強のアドバイスをまとめました。

◆ 保険営業のやりがいとステップアップは?転職で自己実現。

保険営業に転職を目指している方にとって、目的は成果をあげて高収入を得ることだと思います。

その結果として生活のステイタスを向上させ、成功者の仲間入りを目指すことができます。

日々、上司の顔色をうかがいながら、評価を気にする営業マン生活から抜け出し、自分の才覚で結果を出せば、保険営業で収入アップと自由な時間が手に入ります。

また保険でお客様のお役に立ちたいという使命感が、保険営業のやりがいと言えると思います。お客様の悩みや将来の不安に寄り添い、専門的な知識でサポートしながら、保険提案を行います。

さらに自己啓発を続ければ保険や資産運用などの専門知識が身につき、ステップアップと自己実現が可能になります。身につけた知識は自分の人生においても役立つことでしょう。

その上でさらに幅広い知識を身につければ、お客様のリスクヘッジ対策、ライフプランの提案などができるようになります。

また法人契約では事業保障設計や相続対策、節税対策なども生命保険で提案することが可能です。とくに法人保険では契約が大きくなりますのでコミッション(販売手数料)も大きくなります。優績者のシンボルであるMDRT(百万ドル円卓会議)資格取得も夢ではなくなります。

ただ、転職してすぐに結果が出ることはあまり期待できません。保険営業では、がんばれは頑張るほど結果が出るという善循環まで、辛抱強く訪問件数をあげることが大事だと言えます。

そのためやりがいを自覚すると同時に、あきらめない強い心も必要になります。

保険営業は成果報酬の世界ですから軌道にのれば収入も増加します。マンションローンの早期完済、外車で営業、高級腕時計とブランドスーツ、家族で海外旅行などもできるかもしれません。

拘束された営業から自由な営業へ、ポジティブシンキングで前向きに取り組めば、将来はFP(ファイナンシャルプランナー)独立も視野に入ってきます。

努力次第でステップアップが可能だということが、保険営業の一番の魅力だと言えるかもしれません。

◆ 保険営業の仕事内容は?成功する分野は?エキスパートへの道。

保険業界には大きく2つの業界があります。第一分野と呼ばれているものは生命保険を扱います。第二分野では損害保険をメインに扱います。

本来生命保険でありながら、損害保険会社も扱うことができる医療保険や介護保険は、第三分野と呼ばれています。

生命保険と損害保険の根本的な違いは、対象が人であるか物(建物)であるかということです。この違いは大きくて、得意とする領域を選ばなくては思うような結果は出ないと思います。資格を取ればどちらも扱えますが、エキスパートを目指すのであれば、より専門的に得意分野を選んで特化するほうが成功しやすいと言えます。

■生命保険・損害保険、保険営業の違い。

保険営業は保険会社所属と保険代理店所属、保険ショップの販売員という違いがあり、それぞれに取り扱える保険商品に制限があります。

例えば保険会社所属の社員であればその保険会社の商品以外は扱うことができません。また保険代理店とは、各社の保険商品を扱う乗合代理店です。保険ショップはテナントなどで店を構え来店客に保険をすすめる店舗販売です。

保険会社の営業や保険代理店は、お客様を訪問する営業活動が基本ですが、保険ショップはお客様の来店を待つしかありません。どちらのケースでも得意とする保険会社があり、取り扱い高が増えるほどコミッション率が上がる仕組みです。そのため保険代理店も大手でない限り、取り扱い保険会社を絞る傾向があります。

保険代理店や保険ショップでは保険商品の比較購買ができると言えます。でも実際は保険販売もビジネスですから、コミッション率の高い保険商品の説明に力が入ることがあります。

生命保険も損害保険も、契約者が個人の場合と法人契約の場合があります。法人保険は商品知識だけでなく企業の財務や税金、事業承継や相続設計などの知識力が問われます。しかし一件当たりの契約額が多きくなり、収入面で大きくプラスできます。MDRT(百万ドル円卓会議)などの成果をあげている保険営業は法人保険に特化していることが多いと言えます。

保険営業を目指すのであれば、まず生命保険か損害保険かで大きく道が分かれます。保険という点では同じように見えますが、必要な知識や資格も全く異なります。

自分に合う方を選択し、さらにその中でも個人を対象にするか、法人に特化するかを選びます。これまでのご自分のネットワークや知識・経験などをもとに考えながら、成功できる方向性を選ばなくてはなりません。

保険営業に向いている人にプロの微妙なコツを詳しく伝授。

◆ 保険営業の向き不向きと乗り越える覚悟。

保険営業は第一印象が命と言えると思います。知らない営業、なじみのない営業の品定めは第一印象で決まります。

物販の営業のように売るべきものに形がない保険営業では、営業自身のイメージが商品に直結します。

清潔感あふれた服装と礼儀正しい態度、約束をきちんと守ることも好印象につながります。営業は皆同じですが、とくに保険営業は第一印象が何より大事です。

保険営業は、仕事柄お客様のライフプランや経済状況をお聞きし、最適な保険プランを提案する仕事です。そのためには話好きより聞き上手、コミュニケーション能力が必要とされます。人と話すことが好きな人は保険営業に向いていると言えるでしょう。

ときには初めての先に飛び込み営業をかけたり、テレアポをしたりする必要が出てくる場合もあります。勇気をもって人見知りを克服できる前向きな性格の人が、保険営業では結果が早く出ると言えます。

■保険営業|飛び込み20日間で1000軒の成果をまとめると。

保険営業では、お客様の家族構成や収入などの個人情報や考えていることをヒヤリングして、リスクを評価します。その上で最適な保険提案をしなくてはなりません。そのため、踏み込んだヒヤリングに応じていただけるだけの人間性と、信頼がなければ提案まで入れません。

保険営業では向いている人とそうでない人の違いが、はっきり出やすい職種だと思います。営業が苦手であるとか、人見知りを自覚しているようなタイプの方は、保険営業で成功するためには、自分の性格を変えていかなくてはなりません。その分軌道に乗るまでに時間がかかるかもしれません。しかし、覚悟を決めて日夜真剣に取り組めば、おのずと見えなかった道が開け自信がついてきます。

保険営業はやめた方がよい理由、成功か挫折かリアルな体験談。

◆ 保険営業は社員なのに個人事業主、報酬体系や確定申告。

一部の保険代理店や保険ショップの社員は固定給となっているところもあるようです。しかしほとんどの保険営業は成果主義の報酬体系となっており、成果が上げられなければ保険営業としては生き残れない仕組みになっています。

もう少しわかりやすく言えば、生活できない程度の基本給に、契約を取ることで成果報酬が加算される仕組みです。つまり契約が取れれば成果報酬はうなぎのぼりですが、毎月継続的に契約が取れなければ、収入はガタ減りとなります。会社によっては資格喪失、退職に追い込まれます。

■社員なのに個人事業主|保険業界の通用しない当たり前。

■保険営業は成果報酬のフロー型ビジネスか?

保険業界では結果が出なければ、ノルマ未達で雇用契約打ち切りということがあります。もちろん資格維持のためのノルマはありますが、ノルマ以前にご自分が生活するための収入が得られなければ続かない仕事なのです。

多くの保険営業は、会社から給料が支払われ社会保険にも加入しています。しかし営業活動に要した経費は自分持ちの個人事業主となっています。一年間の収支を経費内訳書に記載して確定申告をする必要があります。確定申告は自分でもできますが、簡単に税理士に依頼する仕組みもあります。

保険営業には移動のための交通費やこまめなプレゼント、お中元、お歳暮、顧客招待などの接待費等がかかります。フツーのサラリーマンと違うところは、給与明細の収入がそのまま自分の収入ということにはなりません。

結果が出れば大きく稼げるというのは事実ですが、その分経費支出もかさんできます。年末に持参するカレンダーも保険営業が個人で業者から仕入れて配っていることがほとんどだと思います。

■保険営業経費は自分持ち、金はかかるがケチればジリ貧。

保険営業を志すのであれば、個人事業主であることを自覚しなければなりません。経費は自分持ちですが、ケチればじり貧となります。収入から経費を引いた残りが実質収入です。このため税務署に確定申告が必要なことを、理解しておかなくてはなりません。

◆ 保険営業に必要資格の難易度、保険募集人資格試験。

転職サイトでは専門知識不要などと言っているところもありますが、それは間違いです。専門知識が不要なのではなく、基礎的な専門知識や法的な決まり事を理解しなければなりません。その上で募集人資格を取得してからでないと、保険の営業活動はできません。

保険募集人に必要な資格は、多くの場合入社時に一定期間研修を受けて取得します。生命保険も損害保険も保険募集人に必要な知識の難易度は高くないので普通に学べば誰でも合格できます。

・必要資格については下記を参照ください。

生命保険業界共通試験 CBT(コンピューター試験方式)

生命保険募集人資格試験、一般課程試験、専門課程試験、変額保険販売資格試験、応用課程試験、大学課程試験、外貨建保険販売資格試験

損保一般試験、損保大学課程試験 CBT(コンピューター試験方式)

資格試験を受けて合格しなければ、保険募集人にはなれません。保険商品には種類があり、原則として募集人はそれぞれが取り扱う保険商品に応じた資格に合格しなければ、取り扱うことができません。また資格の認定は5年更新制です。試験はすべてCBT(コンピュータ試験)で行われます。

■困ったときの保険用語集大成。

■生命保険のCV・SEOのCVの使い分けができれば専門家。

◆ 資格のステップアップにFP(ファイナンシャルプランナー)資格。

保険営業の専門的知識やFPとしての幅広い知識が、お客様の信頼感と安心感を生みだすと次の顧客紹介へつながります。信頼のネットワークが広がると成果が安定し、収入も大きくなります。そういう意味において保険営業で成功したければFP資格はとても有益です。

FP資格はFP協会が運営するCFPとAFPがあり、他にも国家資格としてFP技能士の1級・2級・3級があります。AFPとFP技能士2級が同等レベルとなっています。CFPやAFPでは資格を維持するため、継続教育を受け単位を取得しないと資格更新ができません。協会が発行するFPジャーナルは、保険営業にとって価値ある参考資料になります。

FP(ファイナンシャルプランナー)資格は、たとえばAFPを目指す場合、相当勉強時間を取らないと合格できません。6科目(金融資産運用、不動産、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、タックスプランニング、相続・事業承継)の学科と実技を合わせて合格率は50%そこそこです。決して楽な資格試験ではありません。

しかし、その分学んだ内容は保険営業の基礎的な知識力となることは間違いありません。ファイナンシャルプランナーという肩書がつき名刺にも印刷できるようになります。

全国にFPが勉強のために集まるスタディグループがあり、勉強会や相互に連携しながら切磋琢磨しています。

将来的にはファイナンシャルプランナーとして独立することも視野に入ってきます。FP資格は、保険営業を展開する上で大きな情報網となり信頼の資格としてアピールできます。是非資格取得を目標にされるとよいでしょう。

■FPが独立すると生命保険販売の利益相反で困る理由。

◆ 保険営業テクニック、コツ、注意点、そして大事なこと。

保険営業では、しつこいクロージングは嫌われます。なじみ3回、提案1回、クロージング1回の5回で結果が出なければ次へ行き、チャンスが来るのを待ちましょう。自分の都合でしつこく売り込むことは信用をなくすことにつながります。

まずは友人知人を回ることが保険営業の始まりですが、断られると友人や知人を失うことになりかねません。話を聞いてくれる親しい人に限定して、そこから信頼の輪を広げていくことが大事です。

基本は契約いただいたお客様からの紹介営業です。うまく紹介がつながれば、人脈拡大が長続きする秘訣です。飛び込み営業は労多くして成果は少なしで、あまりおすめできません。でも行くところがなくなれば最後の手段です。

保険営業を志したからは、常に経営者目線で仕事に取り組む事が大事になります。いまどきモーレツ社員ではありませんが、お客様は休日でも夜でも訪問する必要があります。休みたいとか楽をしたいと考えて、保険営業で成功することは難しいと言えます。

保険営業は顧客のリスクをカバーして、万が一の時に経済的な助けとなる生命保険を販売します。保険事故が発生して保険金を受け取ったお客様に感謝されて、初めて生命保険の本当の価値が自覚できるようになります。万人はひとりのために、ひとりは万人のためにという相互扶助の精神が生命保険の本質です。

人の人生をサポートして、本当に役に立つまでには時間がかかります。契約を取るだけが保険営業の仕事ではなく、保険を通じてお客様のライフプランを提案します。そこにリスクヘッジとして保険を組みこむという提案ができるようになると、お客様からの信頼も一層高まるでしょう。

保険営業は原則として個人事業主であり、保険会社に所属しているとしても営業活動は自由に行動できます。保険営業では、誰も助けてはくれないと考えるべきであり、隣の席の同僚も保険で言えばライバルです。組織の成果ではなく、どれだけ契約を取ってきたかという、あくまで個人の成果が問われます。

フツーの会社の組織営業などと言う、なまぬるい世界ではないので、保険営業は自分が社長のつもりで行動しなければ成果にはつながりません。経費も収入も個人事業主として確定申告をします。保険営業は結果が出れば、行動は自由です。上司や会社が顧客を紹介してくれるわけではありません。すべて自力で開拓し結果を出さなくてはなりません。

収入面では、生活できないほどの固定給プラス成果給だと考えれば、最初の数年は収入が安定しません。大きく稼げる月もあれば、一件の契約に苦労する月もあります。収入は年収で考えること、さらに経費を差し引いた収入が本当の収入であること、昨年より年収を伸ばすことが大事です。

そうすれば基本的な収入が大きくなり、振れ幅はありますが生活の安定が図れるようになります。ローンなどを抱えていると不安に駆られることもありありますが、耐える時期を乗り越えれば徐々に生活が安定してきます。

保険営業の壁、行くところがないときの効果的な見込み客探し。

◆ 保険業界は女性が活躍できる業界。

生命保険と言えば保険のおばちゃんイメージが今でもあります。保険業界での女性比率は相変わらず男性より高いようです。

国内生保の営業職員には圧倒的に女性が多く、外資系には男性が多いことは間違いありません。しかし国内生保に男性の営業職員がいないわけではなく、外資系でも女性の営業職員は一定割合活動しています。相対的に女性の営業職員が多いのは、やはり営業活動で時間的な自由があることが大きく関係していると思います。

一般的に女性の営業職員を生保レディなどと呼ぶこともあります。生保レディは職域訪問と言って会社の職場に入り込んでお昼休みなどにコンタクトとるような営業活動がありました。しかし最近では外部者の出入りが厳しく規制されるようになり、やりにくくなっているようです。

保険営業の年収平均はあまり高くないのですが、その原因の一つには女性の保険営業の離職率の高さがあると考えられます。実際、定着率で言えば実感として2割以下だと思います。これは保険営業がきついからやめるというだけでなく、それほど乗り気ではない人を強引に誘うシステムに原因があります。一通り身内や知人を回った後は、保険契約が取れないと退職せざるをえないという事情があるためだと思われます。

長年、頑張っていると顧客がついて安定的に回りだす時期が来るのですが、そこまで持ちこたえることができない保険営業が多いのです。収入がアップする前に辞めるので、年収平均が下がる原因になっていると考えられます。

保険営業というより、保険会社の営業職員と言った方がピッタリ来ます。成果報酬に性別は関係しませんから、女性でも本気でやればしっかり稼ぐことができます。ソフトなイメージがある女性が活躍している業界でもあります。

■生保の営業部長がエラクない理由。

◆ 保険営業の不安と疑問、まとめ。

保険営業に転職を考えている方にとれば、まったく知らない業界ですから当然不安があると思います。

保険営業を始めて1年ぐらい経過する頃には、保険のターゲットとなるお客様はどこにでもいるけど、実はどこにもいないと実感する日が来ます。

そこを乗り越えて基礎的な顧客を獲得していけば、ネットワークが広がることで縁がつながるようになってきます。

物販の営業とは違い、形がないのが保険商品です。それゆえ商品の良し悪しより、売る保険営業の人間性が大きく影響します。お客様の懐にはいりこみ信頼されなければクロージングはできません。そして相変わらずGNP(義理・人情・プレゼント)が幅を利かしている世界です。

■保険はプレゼント、付け届けとGNPと好き嫌いが決め手。

しかし保険営業は大きな成功を収めることも可能です。とくに法人をターゲットに保険を売り込む保険営業は半端ではない収入を手にすることができます。たとえば外車を次から次へと乗り換えたり、豪華な海外旅行に行ったりと、人生を謳歌できる余裕を手にすることも不可能ではありません。

しかし、MDRTを何年も続けているような保険営業の猛者でも、そのステイタスを維持するために後1件に泣くということがあります。

税制が変わり、これまで稼ぎ頭であった保険商品の販売が停止になるようなことも起こります。

収入が増加し地位が向上すれば、その地位を守るために新たなより厳しい戦いを覚悟しなくてはなりません。言ってみれば終わりのないマラソンのようなところがあります。心が休まることがないと言えるかもしれません。そこまで覚悟し、腹を据えて保険営業にチャレンジするなら、誰にでもかならず道が開ける可能性があると思います。

保険営業がきつい現実、厳しさと挑戦を乗り越える解決策。

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