保険証券のなくなる時代に保険金の請求漏れをなくすには、注意すべき視点をまとめました。
覚えておくことはできないから請求漏れがでるということになりますが、一通り理解しておくといざという時思い出しやすくなることは実際あります。
脳の中のどこかの部分が覚えていてシグナルを発信してくれるようです。
やっかいなのは契約者が被保険者であり契約者死亡の場合です。
よくある話ですが遺品を整理していたら保険証券を見つけて念のため保険会社に問い合わせたら保険金がおりることになったというケースです。
前もって自分の資産や保険契約を整理して遺族に伝えていればよいですが死亡事故は予告なしで突然やってくる場合も多いですからドラマのようなこともおこります。
昨今は印鑑不要(署名のみ)、保険証券なし(まだ証券を発行する会社はたくさんあります。)という流れになりつつあります。さて遺品の中から保険証券というストーリーは過去のものになり保険金請求漏れは増加するのでしょうか。
実際は保険会社から契約内容のお知らせというものが毎年届きますし、契約時には契約内容を書いた書面を送ってきますから分厚い紙の保険証券ではありませんが覚えは残すことができます。
しかし契約内容のお知らせという郵便物はあまり見向きされないようですし、印鑑不要、保険証券なしというのが顧客サービスに合致しているかどうか今後を待ちたいところです。
保険契約を整理して生前に遺族に伝えるのがいちばんよいのですが、自分がしっかり理解していないと難しいものです。特に高齢になってから保険契約益々理解しがたくなります。
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