遺言書があれば、原則として遺言書に従うのが一般的です。 厳密には、相続人全員が合意すれば、傍目(はため)に不公平に見える内容であ っても、遺産分割協議で決着させることは可能です。長男が他の相続人を押し切 るような形であっても、全員が納得して…
自筆証書遺言は「きちんと書こう」とするほど、失敗しやすくなります。 丁寧に書いたつもりが、形式不備で無効。 訂正方法を間違えて無効、よくある話です。 実は遺言書は、立派に書く必要はありません。 むしろシンプルな方が安全です。 さらに現在は、…
法務局に遺言書を預ければ安心、そう思っていないでしょうか。 確かに自筆証書遺言の法務局保管制度は、 紛失や改ざんを防ぐうえで非常に有効です。 しかし実務では、「預けているのに使えない。」遺言書が問題になることがあり ます。 原因は法務局保管…
死因贈与とは、遺言書とは別に贈与者の死亡を条件として 効力が生じる贈与契約です。 今回のテーマは、死因贈与を取り上げます。相続に深く関係しますが、 遺言とは別の制度として整理して理解する必要があります。 ■遺言書の効力がものを言う、絶対必要…
遺贈と贈与・相続人と受遺者の違い、ここを具体的にくわしく。 いろんなサイトに遺贈と贈与・相続人と受遺者の違いがかかれています。しかし何度読んでもすっきりわからない、不思議な感覚が残ります。もう少し普通の人間がすんなり理解できる説明は、できな…
予備的遺言の効果、相続人死亡の場合遺言が無効に。 普通は、遺言者が先に亡くなるのですが、そうでないことも起こり得ます。その場合、遺言書を書き直せばよいのですが、そのときに、遺言者に遺言書を書き直す気力が残っているかということがあります。ある…
遺言書で怖い認知症、進まぬ財産整理、老いは意欲を減衰させる。 遺言書については何度も書いてきました。遺言書が書けない被相続人が多いことも実感として感じています。自筆証書遺言を法務局で保管してもらえる便利な制度もスタートしました。 パソコンで…
遺言書は手書き、財産目録はパソコンOK、それでも書けない理由が深刻。 本来、遺言書は全文手書きが原則でしたが、財産目録の部分だけはパソコンで作成できるようになりました。これは便利になったので遺言書作成のハードルはずいぶん下がったと思います。…
サラリーマン家庭では遺言書がカカア天下。 遺言書の必要性を再三訴えてきて、今さら遺言書がいらないとは自己矛盾ですが、家庭内の権力構造によっては、思いを込めて遺言書を書いても無視されるか生前破棄されることもあるのです。 家庭内の権力構造におい…
自筆証書遺言書の法務局保管が、2020年7月10日から開始になりました。民法の中の相続に関する規定が改正され、自筆証書遺言書の法務局保管という新しい遺言書保管制度になりました。 改正の中でも、遺言書の中の財産目録をパソコンで作成可能となり、…
改正民法2019|自筆証書遺言の法務局保管・財産目録PC作成。 2020年7月11日追記:自筆証書遺言の法務局保管が7月10日から開始になりました。 民法の中の相続に関する規定が改正され、相続のための手続きが簡素化されたり便利になったりして…
遺言書の誤解、遺書の無力、記事のまとめ。 遺言書については過去に何度か記事に書きました。そして遺言書は元気なうちに!と何度も進言しました。それでも遺言書が書けない理由を問いただすと、なんと遺言書と遺書の区別がついていないのです。 遺書の間に…
遺言書は円満相続のための保険。 遺言書は一般のサラリーマン家庭ではあまり書きませんね。最近ではエンディングノートがはやりですが、残念ながら遺言書のような法的な強制力はありません。 相続税がかかるほど資産がないので相続対策ということが頭に浮か…
遺言書の効力が相続争いを防ぐ理由と検認の意味。 生命保険をあつかっていると、相続にかかわることが出てきます。保険好きな国民性ですから、資産家も貧乏人も生命保険に加入しています。ところが遺言書を書くという人はあまり見かけません。 遺言書は相続…
生命保険の見直しと遺言書は今年のお盆にお考え下さい。 耐え難い猛暑が続いていますが、熱中症でぽっくり旅立つのも悪くないと思ったりしています。 ガンで亡くなる身内を見ているとそこまで治療で苦しまなくてもよいのではないかと・・。 どちらにしても…
効力とは、言い換えれば有効性ということになります。「遺言書」は「遺書」とは違い、法的な効力をもった民法に定められた法律文書です。被相続人の思いを伝えるだけではなく、相続財産の分割を法的に指定するものです。 遺言書を書くか書かないかは、あの世…
物事に取り組むには、それから得られる見返りとしてのメリットがなくては行動が生起しません。行動の原理から言うと遺言書に取りかかるという行為は、被相続人にとってそこから得られるメリットが直接的でなく、茫漠としているのです。 ■遺言書の効力がもの…
遺言書は、形式要件を守って本人が自署していれば正式な法律文書として有効です。また被相続人の死後に行われる遺産分割協議も法律行為です。遺言書も遺産分割協議書も不動産の相続登記や銀行などの名義変更に法律文書として使用できます。 ◆ 遺産分割は法…
遺言書には遺書とかエンディングノートと違い、民法に定められた法律行為として法的な強制力があります。 それは法定相続よりも遺言が優先されますから、遺言書優先の原則などと言われたりします。遺言書は優先と言っておきながら、相続人の合意があれば遺産…
遺言書と遺書の違いについては詳しいサイトはいくらでもあります。ここでは社長たる経営者が、遺言書と遺書の区別ができているようでできていない実態について書いています。 経営者にとって遺言の重要性は家族だけでなく、会社にかかわるステークホルダーと…
遺言書とはグレーなものに白黒をつけること、自分の思いに決着をつけること。 遺言書を書いておかないともめることが予想される家庭や、遺言書がなければ事業承継が混乱する経営者が大勢いらっしゃいます。遺言書を書くということは自分の人生の総まとめでも…
「遺言信託」と「遺言代用信託」の活用法と違いについて。 日経新聞に遺言信託と遺言代用信託についての記事が掲載されていました。庶民には、信託という言葉そのものがわかりにくい仕組みです。保険とは直接関係ないですが、争族予防システムと言う意味では…
簡単に廃除できる!?できの悪い息子に相続させない方法。 好き勝手に家を出て行って寄り付きもせず、金の無心をするときだけ突然帰ってくるような息子がいます。親の病気を気遣うどころか、見舞いにも来ないような放蕩息子がいれば、親としては財産を相続さ…
お盆にゆっくり遺言書を、なかなか手が付けられないのが遺言書。 日頃は書かねばと思いつつ手付かずになっている遺言書を書く心境になるのがお盆です。 とても日本人的な心境ですが最近は簡素化されたというもののお盆は生死観の凝縮された一つの文化的な行…
お盆は欲ボケ争族の季節です。 核家族化すると家族親族はあちこちに分散します。冠婚葬祭でも日本全国から駆けつけるような時代です。交通網が発達し時間が短縮されたといっても旅費もかかるしそうそうたびたび帰省できません。 しかしまとまっていない遺産…
遺言書を長男が破棄した事例がありました。会社の金庫に仕舞ってあった自筆証書遺言をいち早く長男が破棄したのです。 遺言書の内容は知らされていなかったのですが、次男坊の方が出来がよくて社員に人望があるので、後継者を次男にすべく自社株を遺言書で相…
遺言書は、財産目録の整理などがありますから、頭がしっかりしていて体力があるうちに書くべきです。高齢になると気力が衰え、病も多くなりますので元気なうちに、早めに書くことです。 遺書は、この世をさりゆくものが、死の間際に書けばよいのです。最後に…