月: 2014年11月
経営権の委譲と後継者の嫁リスクを踏み込んで考えると。
経営権と後継者の嫁、保険から閑話休題になりますがオーナー経営者は我々が思いも寄らない心配をします。
息子を後継者にする以外選択肢はないのですが、なかなか事業承継・相続設計が進まないケースがあります。
さっさと対策して株を渡せばよいものを何を悩んでいるかと思いきや先行きの心配が半端じゃありません。
息子すなわち後継者の万が一を恐れているのです。後継者がいなくなることをではなく会社の経営権を息子の嫁に取られることを危惧しているのです。
そりゃ後継者万が一の時その配偶者が相続するのは当たり前ですが、それでは現経営者はたまらないというわけです。
会社の株を返してもらうには多額の資金がいります。かといって縁が切れたからといって他に売りさばかれても困るわけです。
生命保険の保険と印鑑あれこれ。
保険と印鑑、印鑑の重みがなくなりつつあります。
正しくは印章というそうですが特に保険業界では印鑑不要、サインでOKというのがひとつの潮流です。
一昔前は印鑑はお金がかかるものであり自分の分身のような意味がありました。実印は
金庫奥にしまい込み普段は使わないようにしていたものです。
認印といえどもそれなりにしっかりとした印鑑を使用することが組織での格を表すようになっていたように思います。
上司より立派な印鑑では失礼になりますが、そうかといってあまりちゃっちい印鑑では社会人としての存在価値を低く見られると思ったものでした。
暦年贈与のおいしい使い方3項目を伝授。
保険相談無料なんて無茶言いなはんな、ホンマ。
経営権の兄弟争いはお宝保険も解約しかない。
生命保険の話ではないですが、とんだ期末融資のお付き合い。
生保の裏口販売、フライパンだの宝石だの実演販売も。
フライパンだの宝石だの裏口から出入り自由な金融機関、生保は保険のおばちゃんと相場が決まっていた時代もありました。
今や当時のやり手の保険のおばちゃんは保険のお婆ちゃんになっているか引退して楽隠居されているかですが結構ご高齢でも保険営業を続けておられるケースもあります。
保険の現場も大らかでした。ほんの10年前でも朝礼でフライパン販売の実演があったりしました。
=&0=&寄ってくるおばちゃん相手に営業部長の机に商売道具を広げて山田洋次監督の映画みたいにあれやこれや面白おかしく説明します。
逓増定期の名義変更一時所得は収入の第四ルート。
逓増定期保険の名義変更一時所得は収入の第四ルート。
かってはいろんなスキームがあり生命保険の
世界もあの手この手で節税できました。
ここ10年くらいでほとんどのスキームに
網がかかり保険代理店にとって一括千金の夢はますます困難になってきました。
最後に残っているのは逓増定期保険の名義変更ぐらいでしょうか。養老保険の逆タックスの手法もメインの会社が売り止めとなり道が狭くなりました。
保険証券のなくなる時代に保険金の請求漏れをなくす法をまとめると。
保険証券を気安く見せない、情報は小出しに、手の内は明かさない。
保険を買う側は手の内を明かさないこと、情報は相手を値踏みしながら小出しにする必要があります。
保険営業では保険証券拝見というアプローチがあります。
確かに保険証券に記載されている情報は保険の提案書よりはるかに情報が少ないので素人さんが見てもわかることは基本的な最低限度だけです。
解約返戻金などもはしょってあるのでなおさらわかりにくいものです。それだけに保険証券を見せて説明を聞きたくなるのも無理もないところです。
保険証券を見せるとなんだかんだといって必ずそれよりよい保険提案と言うものがでてきます。情報を手に入れたら、商売なのですから当然といえば当然です。