家族信託とは何か?必要ないと言われる庶民の理由。

家族信託とは何か?必要ないと言われる庶民の理由。

親が認知症になると銀行口座が凍結され、お金が下ろせなくなると困るということがネットのあちこちに出ています。それをクリアする方法として成年後見制度や家族信託が最後の砦のように言われています。

そのことをビジネスにつなげようとする、士業の営業サイトが上位表示されています。ほんとうに家族信託や成年後見制度を利用した方がよいのでしょうか。

家族信託でも成年後見制度でも、専門家にお願いすればそれなりの費用が発生します。またそれぞれに、意外なデメリットもあります。本当に家族信託は必要なのでしょうか。 続きを読む

事業承継と生命保険の危機!

生命保険でも救えない中小企業が半数。

CIMG2266中小企業の事業承継には厳しい時代になりました。

いきなりではありますが、どこの会合に顔を出しても高齢の経営者が多いことに気が付きます。

別に驚きはしないのですが、団塊世代経営者の、老いて尚の頑張りに目を見張ります。

サラリーマンならとうに引退している年齢です。楽隠居はできないでしょうが一線は退いていて普通の年齢です。

かくいう私が団塊世代の後の世代ですが、体力的に無理をしないよう心掛けるようになりました。 続きを読む

生命保険と認知症は相性が最悪である理由。

生命保険と認知症は相性が最悪である理由。

還暦を過ぎると足腰の衰えを実感するようになります。体を鍛え直すつもりでも意志と体力が伴わないのです。それは人の定めですからジタバタもがいても仕方がないことです。その事実を自分が受け入れることにかかる時間だけの問題になります。

時間がたてば不思議なことに、そういう微妙な肉体的不便性も慣れることで適応できるようになります。

ところが、体力の衰えは自分自身で自覚できるのですが、知的能力の衰えや記憶力が伴わなくなることは自分ではわかりにくいものです。 続きを読む

外貨建て生命保険の為替リスクは半端ない。

外貨建て生命保険のリスクとメリットについて考えました。

CIMG2259こういう場合世間では「半端ない。」というそうです。

正確に言えば半端ではないという意味です。

半端ではないということはかなり大きなリスクがあると言い換えることが出来ます。

パラダイス文書に名前が登場しそうな保険代理店はドル建て生命保険に活路を見出しています。これが当たってモーターが2台ついた自動運転のステラで営業にきます。寝ている間に目的地に着くそうです。 続きを読む

相続申告期限に間に合わないととんでもない税額が!

相続申告期限に間に合わないととんでもない税額がかかります。

CIMG3031相続税は相続発生から10ヶ月以内に遺産分割協議をまとめて申告書を税務署に提出しなければなりません。

もし遺産分割の話がもめて、まとまらなければ相続税の申告ができず、様々な優遇措置が使えなくなりとんでもない税額がかかることがあります。

しかし申告期限から3年以内に遺産相続協議をまとめて、あらためて申告をしなおすと納めた税金が還付されます。 続きを読む