月: 2015年8月
時代は生命保険の方向性を誤らせている。
保険募集人のホントのお家の事情を暴露すると。
生命保険はビジネスか相互扶助かに結論を出すと。
生命保険はビジネス以前に相互扶助の仕組みです。
生命保険は今やビジネス化しておりある意味では金儲けの手段になっています。
保険会社も営利を目的としていますし、生命保険に携わる営業も生活の糧として収入を得る手段になっています。
それはそれで時代の流れであり営利目的として事業化できたからこそ社会に生命保険が定着してきたということもあります。
崇高な理想と奉仕の精神だけではいかにすばらしい仕組みでも生き残ることはできないでしょう。
生命保険は一人の専門家よりセカンドオピニオン。
生命保険は1人の専門家に任せないでセカンドオピニオンです。
保険も不動産も大きな買い物です。
一生のうちにそんなにたびたび売り買いすることもありません。
よほど資産家で手慣れた人でないと損をしない判断は難しいと思われます。
保険や不動産においてはすべからく顧客は初心者であるということです。
経験も知識もない中でよりベターな判断をしていかなくてはなりません。多くの場合すり寄ってくるアドバイザーは専門家といえども売る側の専門家です。売ってなんぼ、それで生計を立てているのですからその専門家の言葉を鵜呑みにすることはできません。
小狡い経営者は法人保険の裏技でこっそり節税。
法人保険の機能は保障、節税、財務コントロールの3つに集約。
相続税、妻のへそくりは夫のもとという理不尽。
がん保険は必要か必要でないかに決着をつける。
がん保険は必要か必要でないかに決着をつけることにします。
一応専門家であり経験者としての私見です。法人契約のがん保険はこの限りではありませんので念のため。
これまで医療保険は無駄が多いと申し上げてきました。保険の基本は死亡保障であり生存給付型の保険は貯蓄の方が勝ると考えて良いと思います。
これだけ社会保険制度が整っていますから高額な医療費でも何とかやりくりできるようになっています。
医療保険の基本単位は入院給付金です。これに程度に応じて倍率をかけて手術給付金が出ます。通院給付金がでるものもありますがあまり意味があるとも思えません。
法人保険では保険料が多い方がよい理由。
生命保険の選び方は加入条件で決まる。
相続対策を弁護士に相談する間違い。
相続は“相続税対策”と“相続対策”があります。
噛み砕いて言うと相続税の納税資金対策や節税対策と遺産をもめないように相続人にどのように分割するかという相続分割対策は別のこととして考えなくてはなりません。また生前に行う相続対策と相続発生後の相続対策は関わる人も内容も大きく異なります。
相続は事前の対策が効果をあげますが、様々な分野の専門家が関わりを持ちます。相続税の納税資金対策や節税対策は資産税ですから、税理士さんと言えども得手不得手があります。申告が主な税理士さんは腰が引けるところです。
過大な生命保険は同族会社の行為計算の否認に当たるか。
ガン保険も逓増定期保険も全額損金で会計処理できた時代がありました。既得権で全額損金処理をして簿外に資金を積み立てていくことができている法人はラッキーですが、新たな契約としては全額損金にはできません。
法人契約の生命保険は今やほとんど半損扱いになりましたが、一部には全額損金で処理できる商品もあります。意外な盲点で形は違いますがガン保険のような返戻率を実現できる保険商品もあります。ガン保険の様に一括告知はできませんが、被保険者を指定できますからややこしい社員は外すことができます。
出来の悪い息子でも簡単に廃除はできない遺言書
出来の悪い息子でも簡単に廃除はできない遺言書、無理はしないことです。
我が子は誰しも可愛いものですが、兄弟それぞれ性格があり親としては公平に扱おうと思っても相性や好き嫌いがでてしまいます。
できれば相続財産を渡したくないほどの不出来な子も遺言書による推定相続人の廃除はハードルが高いのです。
相続廃除になるくらいに出来の悪い息子とは親がそう思うだけではダメで家庭裁判所でなるほどこれは相続廃除もやむなしと判断してもらわなければ廃除はできないのです。
養子縁組の難しさは当事者になるとわかる。
相続税の節税目的で養子縁組をするケースがあります。相続税に関係なくても養子縁組をするケースもあります。
目的は異なりますが養子縁組は何かと難しい問題をはらみます。兄弟姉妹がいれば養子縁組をすれば相続人が一人増え相続の分け前が減ることになります。
これが意外と穏やかならぬ心境なのです。相続財産目当てでなく単に養子縁組をした場合でも相続財産の分割という問題が絡んできます。
経験から言えば養子縁組をしても相続放棄したいようなこともあるのです。
養子縁組のデメリットは養子以外の他の相続人から自分の相続分や遺留分が少なくなるという苦情が出る場合があります。
収入保障保険は掛け捨て定期保険の分割払いでしかない。
収入保障保険は定期保険の分割払いと同じで掛け捨てでしかない。
どうも収入保障保険や初期低解約返戻金タイプの保険が流行ですね。
収入保障保険は例えば55歳満期で被保険者万が一の時に満期の55歳時まで毎月一定額が支払われ生活費を保障すると言うものです。
55歳を一日でも過ぎれば保障は終わります。
例えば54歳で被保険者が亡くなると満期まで後一年しかないので損のような気がしますが大抵は5年保障だったりします。
生前贈与はもめないが死因贈与はもめる元。
生前贈与はもめないが死因贈与はもめる元になります。
贈与にもいろいろありますが一般的には保険会社がよく提案する生前贈与プランに見られるように被相続人が生前に贈与しそのお金で保険料を払っていくいわゆる暦年贈与ですね。
それとは別に死因贈与とは読んで字のごとく死んだらあげるという約束です。
=&1=&普通は財産を引き継ぐのは相続人です。配偶者や子ですから生前贈与か遺産相続であり死因贈与はあまり意味をなしません。
生命保険の更新型とCVが批判される理由と正当な弁護
法人保険は預金より投資回収に強い金融商品。
遺言書は今年のお盆に、そこまで言う理由をまとめました。
お盆は欲ボケ争族、エンディングノートより遺言書が重要な理由。
お盆は欲ボケ争族の季節です。
核家族化すると家族親族はあちこちに分散します。冠婚葬祭でも日本全国から駆けつけるような時代です。交通網が発達し時間が短縮されたといっても旅費もかかるしそうそうたびたび帰省できません。
しかしまとまっていない遺産分割協議はお盆に相続人が揃ったときにということもあります。
揉めることはないはずの話し合いがご先祖様の前になるとギクシャクします。
生命保険に正解はないが経営も正解はない。
保障と補償と保証が区別できれば保険の専門家。
相続税で不動産を売却するのは愚の骨頂。
相続税で不動産を売却するのは愚の骨頂です。
相続税の納税資金を準備することは相続税の節税以前にやって置かなくてはなりません。
相続税がかからない程度なら良いのですが地価が高くなったのと相続税の増税によりにわか成金じゃなかったにわか相続税の皆さんはめぼしい資産なし、自宅とわずかな現金というケースも多いようです。
こういう場合唯一の不動産たる自宅を処分するほかなくなります。それも相続が発生してからの売却は難しく、
保険に正解はないし正しい生命保険の見直し方もない。
親の借金は相続放棄しても受け取れる保険金の有り難さ。
生命保険のリビングニーズ特約と指定代理人特則のツボ。
生命保険のリビングニーズ特約と指定代理人特則のツボについて。
あまり聞き慣れない特約ですが生命保険にはリビングニーズという特約があります。
基本的に無料の特約なので普通に付帯されてると思います。特約のネーミングからは想像できませんが余命6ヶ月の宣告を受けたら生前に3000万を上限に保険金受け取れるという特殊な特約です。昔から生命保険にはセットされていましたが実際使われたケースに遭遇したことはありません。
生命保険の棚卸しのコツをプロが伝授すると。
がん保険の死亡保険金を会社が受け取る奇々怪々。
法人契約のがん保険で従業員のがん死亡保険金を会社が受け取る奇々怪々。
法人契約のがん保険にもいろいろ矛盾があります。死亡保険金の受け取り方が難しいのです。
役員なら委任契約ですからがん生命保険の被保険者になるかどうかは自分の意志で選択できるでしょう。しかし雇用契約の従業員にはがん保険の被保険者となることを拒否することは実情として難しいと思います。