月: 2014年8月
告知義務違反のリスクと知っておきたい告知のさじ加減。
告知義務違反のリスクと知っておきたい告知のさじ加減。
生命保険を契約するときは、自分の健康状態を告知する義務があります。契約内容に応じて、告知だけの場合と面接士による面接確認、医師による診査が必要な場合があります。
過去の病歴や通院の状況など、告知書で問われていることに虚偽の回答をすると告知義務違反になります。注意すべき点は、不告知も告知義務違反に問われるということです。実際の場面では、故意の告知義務違反か、単に忘れていたのか、実際はいろんなケースがあります。
生命保険営業 | 原戸籍を求めて。
原戸籍を求めて、生命保険商品も金融商品です。
相続も大変ですが満期金などを受け取らずに保険会社に継続運用していると受け取るときに手間がかかる場合があります。
差入証には相続人全員の捺印が要りますし死亡している場合は戸籍で証明する必要があります。近所にいれば良いですが外国に住んでいたり縁切りになって交流がないケースはとてもやっかいです。
本来契約者が必要書類をそろえなくてはなりませんが高齢の方だと、特に一人暮らしをされているとさらに難しくなります。
ガン保険入院日額12万円は異常でしょ
法人保険の売りっぱなしに正義をと言っても無責任。
売りっぱなし生命保険に正義を、買う側からの異論です。
事業保障を目的とする保険は保険事故が起こるまで放っておいても大きな問題は起こりません。
保険金請求には一応の時効がありますが、ほとんどの保険会社は少々の時効の経過にかかわらず必要書類が整えば保険金を支払うと思います。
もちろん満期のくる保険も保険会社からきちんと案内がきますから忘れていても大丈夫です。
法人契約のガン保険、保険金請求するかしないか苦悩は深い。
不思議なガン保険、ガン保険も様々です。個人で加入するタイプ、法人が加入する節税タイプ、どちらもガン保険としての仕組みは同じです。
でも似て非なるガン保険です。
法人が加入するガン保険というのは解約返戻金を目的とし簿外に資金を積み立てて退職金などに充当することで節税をはかるものです。
=&0=&目的は利益の繰り延べなのですが被保険者の診断書を添えて保険金を請求すればちゃんと保険金が支払われます。ほとんどの場合被保険者は従業員だと思いますから自分が不幸にしてガンになり診断書を提出しても保険金の受取は会社というような、自分の不運というか、不幸な巡り合わせで会社が儲けるという、どうも納得できない結末になります。
無意識が納得するメリットを生命保険は提示できない。
簿外に役員退職金10億は十分可能です。
簿外に役員退職慰労金、10億、さてどうするか悩ましいのです。
後継者に事業承継資金2億を移動、これだけできれば大抵の中小企業のオーナーは事業承継で道が見えてきます。
これより規模の大きいケースは生命保険以外の手法を組み合わせることになります。
生命保険の全額損金の商品であればすべて費用になります。しかしその生命保険の解約返戻金は被保険者の年齢構成や解約する時期にもよりますが6割~9割以上戻ってきます。
GNPはデメリットを隠蔽するがGNPはやむなしとする事情について。
GNP(義理人情プレゼント)は生命保険のデメリットを隠蔽するがやむを得ないところもあります。
自分でリスクを理解しメリットとデメリットを比較し保険料を払うことにしたなら後でクレームになることは少ないですが、GNPが加入動機に加わるとデメリットを見えにくくするので加入動機はあの人が強くすすめたからとなります。
そこに将来的なクレームの可能性が潜んでいます。言った言わないのあれですね。実際の営業の現場では説明もそこそこにお願い泣き落としとは言いませんが夜討ち朝駆けと電話攻勢があります。
生保の営業部長がエラクない理由。
生保の営業部長がエラクない理由。
別に生保の営業部長に恨みがあると言うわけではありません。生命保険を売るという仕事は、人の人生にかかわる重い仕事です。一つの契約で救われるかもしれない家族がいます。それを前線に立ち、指揮する仕事が営業部長です。そういう意味では、営業部長はエラクないけど偉いと言えます。
一時払終身保険の新型、90歳まで無告知で入れます。
税理士の先生も生命保険は利益相反。
生命保険の約款は保険契約の約束、提案書に誤魔化されない真実がある。
目先の小金と生命保険の大金
目先の小金と生命保険の大金、人は誰でも目先の小金には渋いが見えない大金にはうといもの。
生命保険はたいていの場合大きなお金が関わります。法人契約ならなおのこと巨額になることが多いのですが、保険証券を見てもその価値が札束のように実感できません。
後継者にとって親の会社を継ぐことはうっとおしいし、サラリーマンやってる方が気楽でよいという考えの人もいることは間違いありません。
でもそのときはそうでも人生にはお金がいる時期があります。それほど簡単に達観できるものではないのです。
二次相続の対策が手薄になる人間模様、驚きの本音で語ると。
二次相続の心理は複雑です。相続税がかかる資産家にとって二次相続の対策は手薄になりがちです。
何件かの二次相続の対策に保険を活用する案件に関わりましたが一次相続とは違う難しさがあります。
一次相続の被相続人は自分のこととして一生懸命勉強し対策を講じますが二次相続の対策では被相続人はどうしても関心が低く理解が進まないケースが多くなります。
二次相続対策の当事者に本音を聞けば気持ちは分かります。
「会社なんて今は儲かっているけどこの先いつ左前になるかわからない。自分の老後に十分な資金をもっておきたい。子供も嫁も金の切れ目が縁の切れ目、あわてて金を渡すことはない。自分が死んだら好きなように分けたらよい。二次相続で相続税がいくらかかろうが難しいことは知らないので後に残ったものが考えればよい。対策なんていらない手持ちの金は放したくない。」
とまあこんな感じです。考えてみれば10万程度でも子や孫に小遣いとして与えようものなら喜んでくれて肩の一つももんでくれようものを暦年贈与で110万円生命保険料として振り込んでやっても自分が生きているうちにお礼の一つも言われることはない訳ですからつまらんと言えばつまらん気持ちもなるほどです。