贈与税改正、知らないと損する逃げ水贈与4つのポイント。
2023年度税制改正大綱の中で、とくに話題が先行していたのが、贈与税の見直しです。過去の税制改正大綱では、贈与税と相続税を一体化して生前贈与による相続税の節税を封じる可能性が言及されていました。
結果として110万円の贈与税の基礎控除と相続時精算課税制度は、なくなることはなく縮小もされませんでした。しかし暦年贈与を相続税にもち戻す期間が3年から7年に延長されることになりました。それも2027年から4年かけて順次7年に延長するというものでした。