保険の払済は保険会社によりバラバラ、問合せた驚きの結果。

保険の払済は保険会社によりバラバラ、問合せた驚きの結果。

生命保険の払済が一般的ではない実態を報告します。保険会社各社に問合せましたが、その回答はまったく想定外でした。

払済という保険で言えば当たり前のテクニックが、実は各社対応がバラバラで、まるで一般的ではなかったのです。これでは、払済を予定していた保険の処理に困りそうです。

生命保険の勉強を始めると、払済保険と延長保険は保険の基本として学びます。国内生保のある会社では、払済(はらいずみ)は終身保険としたものです。 続きを読む

死亡退職金が所得税なしでも有利だとは言えない理由。

死亡退職金には所得税がかからなくても、かならずしも有利だとは言えない理由があります。

中小企業のオーナー経営者にとって経営の一線から引退するということは口で言うほどたやすくはありません。

退職慰労金用に法人保険を設計する場合、引退時期に合わせて解約返戻金の返戻率のピークをもってきます。

この引退時期がずれると保険代理店は喜びますが買う側の保険設計者としては困るわけです

保険商品によってはピークがマッターホルンの様に一点一時期に集中しているケースもあります。これをずらすには二段式とかいろいろテクニックはありますが、保険に入り直すことで戻りのキャッシュが目減りするのです。CIMG2091 続きを読む

生命保険|払える保険料と必要な保障のギャップをどうまとめるか。

生命保険では払える保険料と必要な保障を考えると見えてくることがあります。

生命保険の善し悪しをまことしやかに解説した書籍やCIMG2086Webサイトは数ありますが、生命保険と言うものは人それぞれにより嗜好も異なれば必要とする環境や価値観も違います。生命保険の特性を数字で論じるのは電卓があれば良いですが、単に定期付終身保険や定期保険、あるいは更新型の保険が悪くて終身保険や養老保険は良い保険であると言えるものではないのです。 続きを読む

相続争いはお金の奪い合い、生前から争族とは悲しい現実。

相続争いはお金の奪い合い、生前から争族とは悲しい現実。

人間の悲しい性(さが)ですが、ある程度の年齢になると親の遺産をあてにするようになります。表に出さなくても、誰の心にも強欲な部分が潜んでいることは、相続争いの現場で赤裸々になります。

お金に困ると、親の生前から争族に発展することもあります。相続の本質と、相続争いの悲しい現実を深く踏み込みました。

■相続での争いは譲れない人間の本性をさらけ出す深い理由。 続きを読む

医療保険ほど損な保険はない。

医療保険ほど損な保険はない、終身保険ほど確実なものはないと申し上げてよいと思います。

損か得かの判断基準は払込保険料合計に対して受取保険金が上回るかどうかです。

金融商品に関していえばいくら儲かるかですが、保険の場合は儲かるという言い方は不適切ですのであえて「払込保険料<受取保険金」公式が成り立つものはどれかで考えます。

もちろん途中解約はどのような金融商品でも損をするか元本を割り込む場合があり得ます。保険でも途中解約は大きな損失につながるような初期低解約返戻金型の保険商品もありますから注意が必要です。 続きを読む