コロナ禍で生命保険、初期低解約型の罪作り。

コロナ禍で生命保険、初期低解約型の罪作り。

コロナ禍は多くの人に想定外の波乱万丈と生活苦を無理強いしているようです。気の毒な話ですが、生命保険の分野でも契約時の選択の誤りから、あわてて解約すると損をする保険があります。初期低解約型という生命保険がそれです。

◆ コロナ禍で失業、保険料が払えない。

コロナ禍で勤めている会社の業績が悪化し、会社を清算するか倒産するか、あるいはかろうじて緊急融資で生き延びても従業員に支払う給料が捻出できないという会社が多数あります。まもなく冬季賞与の支給時期ですが、賞与どころかクリスマスも“クルシミマス”で、年を越せない生活困窮者も出てきそうな世相になりました。そうした中でこれまで普通に保険料を支払ってきた方にとっても保険料どころではないという経済状況の悪化があります。保険料が払えなくなると頭をよぎるのは生命保険の解約です。 続きを読む

年末調整がわからない原因はこれ!所得、控除、配偶者特別控除。

年末調整がわからない原因はこれ!所得、控除、配偶者特別控除。

知りたいことがわからないとイライラします。年末調整の手順やくわしい説明を書いたサイトは山のようにありますが、年末調整は毎年誰もが初心者です。

そもそも言葉の意味がわからないのが普通です。似たような意味不明の単語「所得」「控除」「配偶者特別控除」などのオンパレード。

もっとわかりやすい日本語でシンプルに説明してくれない?と思われるのも無理ありません。 続きを読む

住民票の除票と戸籍附票の除票とは、わかりやすく。

住民票の除票と戸籍附票の除票とは、わかりやすく。

相続登記をしていると聞きなれない“除票”という言葉がたびたび出てきます。

除票とは、多分相続のときぐらいしかやっかいにならない書類のようです。その除票も住民票の除票と戸籍の附票の除票というものがあります。

できの悪い早口言葉のようなややこしさがありますが、ここを理解しないと自分でやる相続登記では前に進めません。

相続登記に必要な書類と手順を、実際にやった素人がわかりやすく。 続きを読む

逓増定期保険の個人契約は一時所得がうますぎ。

逓増定期保険の個人契約は一時所得がうますぎ。

追記2021/6/25:

国税庁により逓増定期保険の名義変更にかかる保険契約の権利評価の見直しが行われました。2021年6月25日、資産計上額で評価するという通達(所得税基本通達36-37)が発遣されました。さらには2019年7月8日までの契約に遡及し、逓増定期の名義変更スキームは完全に封じられました。

※逓増的保険は、個人から個人へ名義変更することで相続税対策になるという記事です。参考程度にお読みください。 続きを読む

相続登記で改製原戸籍がいる理由がわからない。

相続登記で改製原戸籍がいる理由がわからない。

相続登記を自分でやるときに、一番疑問に思ったことがあります。

被相続人の出生が記載されている戸籍謄本があるにもかかわらず、なぜわざわざ原戸籍(改製原戸籍/かいせいはらこせき・かいせいげんこせき)を遡(さかのぼ)らなければなないのかということです。

素人登記では、そもそも原戸籍とは何ぞやです。

相続登記に必要な書類と手順を、実際にやった素人がわかりやすく。 続きを読む