経営権の兄弟争い、泣く泣くのお宝保険解約、昔から兄弟で経営に関わると争いの元になります。
全部が全部そういうわけではないですが三分の二は袂を分かつことが多いようです。
特に子供がある程度大きくなり会社を継ぐとなったとき最初にじゃまになるのが叔父さんです。
そこに社長であり兄の嫁がからむと我が子かわいさに追放劇も激しさを増します。
このケースは中小企業に関わると多く見られます。追放後嫁に内緒で仲良くする兄弟もありますが、争いがひどいケースでは法事にも年末年始も行かない、完全に縁切りになるような事例もあります。
困るのは会社でかけていた弟さんのお宝保険です。解約するほかないですがもったいない気持ちで置いておくと税務調査でお土産を渡すことになります。
保険事故になっても死亡診断書をもらうことなどできないのですからさっさとキャッシュにすればよいのですが、払込満了の終身保険で昭和時代の契約は何とかならんのかというくらい美味しいですから未練が残ります。でもこれだけはあきらめが肝心です。
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