フライパンだの宝石だの裏口から出入り自由な金融機関、生保は保険のおばちゃんと相場が決まっていた時代もありました。
今や当時のやり手の保険のおばちゃんは保険のお婆ちゃんになっているか引退して楽隠居されているかですが結構ご高齢でも保険営業を続けておられるケースもあります。
保険の現場も大らかでした。ほんの10年前でも朝礼でフライパン販売の実演があったりしました。
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驚くでしょうが営業職員が帰ってくる4時頃から裏口を通って宝石屋が売り込みにくるのです。生命保険会社の支部の事務所にですよ。
寄ってくるおばちゃん相手に営業部長の机に商売道具を広げて山田洋次監督の映画みたいにあれやこれや面白おかしく説明します。
並み居るベテランのおばちゃんは結構高収入ですから宝石でも毛皮でもバッグでも欲しいものはパッパッと買うことが多いのです。ストレス発散なのでしょうか。
もうそんなおいしい時代でもないし無節操が許される時代でもないですから行商人も食い上げでしょうね。保険会社の支部といえども少なくともセキュリティーの必要な金融機関です。
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