終身保険の終身払いの罪。

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終身払いの罪、保険料の支払方法は終身払いと歳満了があります。

終身払いは死ぬまで保険料を払い続ける払い方であり最終的にいくら払うかは被保険者の寿命次第です。

歳満了は例えば65歳払い込満了のように払い込み金額が見通せます。

どちらがよいかは言うまでもありませんが同じ保険金では保険料がずいぶん違います。

お金があれば迷うことなく歳満了になるでしょうがある程度大きな死亡保険が必要な事業承継のケースでは暦年贈与に絡めて保険を設計をしますから贈与税の税率の切りであまり多額の保険料を贈与すると税率も半端じゃないので思うようにいかないことがあります。

そういう場合に終身払込になることがあります。後で思えば何で歳満了にしなかったかと後悔することもしばしばです。しかしなるべく贈与税も払いたくないということなら終身払いの選択もあり得るわけです。

相続税対策ですから基本的には終身保険です。終身保険は言ってみれば平均寿命までの積立貯金のようなものですが貯金と違うのは契約時点から万が一の時には保険金が満額支払われます。

貯金は三角、保険は四角と言われるあれですね。それじゃ終身保険がすべて良いかというとそうじゃありません。中途解約した場合元本割れするリスクがあるわけです。だからこそ目的に合わせて金融商品は設計することが大事です。

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