終身年金の有り難さ、公的な年金は当然終身で手厚くできています。
保険会社が提供する年金保険で終身年金というものがありました。過去形で言うのは今はそれほど有利な終身年金はないからです。
昔の予定利率のよい頃に払込を60歳とか65歳とか決めて払込を終えると毎年決まった額の年金が一生涯出るのが終身年金です。
この長寿時代にすごいことです。超お宝保険と言えるでしょう。
今は10年保証付終身年金などもありますが、元を取るには相当長生きしなくてはなりません。いわずもがなの話ですが保険会社の採算が取れないから妙味がなくなるのです。
では保険料を上げればとなりますが到底払う気にならない保険料になります。売れないものは売らないということで今は各社積極的に販売しているところを知りません。
それだけに終身年金の払込満了は価値があります。
早く死んだら損やがなと思うでしょうが保険金受取人が被保険者になるケースが一般的ですから受け取れなくなったときにはこの世にいないわけで、がっかりしようもありません。
有期の年金は貯金のようなものですが終身年金は長生き博打みたいなものです。
私は残念ながら加入していませんが家内が加入し払込みを終わっています。きっと元を取るであろう逞しさにはなんとも羨ましい限りです。
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