保険は相談するな!の真意を申し上げます。
保険を批判的に書くとアクセスが集まります。
ビジネスとして競争に晒される保険業界は顧客サービスが向上する面と競争激化で経営の質も営業職員の質も低下せざるを得ない面があります。
その結果保険会社は叱咤激励を通りこして短期成果を上げるためノルマの追い込みをします。毎月の締めが近づくと土俵を割るか生き残るかの瀬戸際営業が保険相談の質をさらに下げます。
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なぜなら自分がお仕舞いなのに見込み客の相談など聞いていられないからです。
残る日数でこれまで提案した少しでも見込みのある顧客に追い込みお願いアプローチしかありません。顔色は平然としていても心の内は火の車だったりします。
これは成果の上がらない営業職員に限ったことではないのです。年に何回も海外旅行に行くようなお金儲けのうまい代理店でも同じなのです。
一度得た資格、収入レベルは生活レベルとして身につきます。それを手放すことは容易ではないのです。かと言ってこれだけ法律が変わったり金融庁の締め付けが強化されると継続して高いレベルで成約をとることはやり手代理店でもすこぶる難事です。
そもそも成果に直結しない保険メンテナンスに手間暇かけられるほど余裕がある世界ではないのです。
保険の世界では見込み客も大事ですが今月の成約、今日の成約が何より必要になります。
すべてがそうだとは言いませんが相談相手としてとても適任だとは思えないのです。ここに情報収集すれど相談せず、自己責任、セカンドオピニオンという考え方がでてきます。保険は相談するな!真意はそんなところです。
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