贈与、贈る気持ちともらう側の腹積もりはどうしても複雑な心理になります。
何の見返りも求めるつもりもなく純粋にあげたい気持ちで贈与しても、気がついたら、頼んだことは気持ちよく何もしてくれない、自分の用事がなければ帰ってもこない、そんなつもりじゃないのにお金がからむと気持ちが濁ります。
子の方にしても親に親切にして何かと世話をしていても、そんなつもりがないのに金目当てのような気持ちが去来し兄弟姉妹間で不幸な妄想が膨らみます。まさに複雑怪奇。
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贈与はお金が絡みますから、人間の性でしょうか、厄介な心理です。
そんなつもりがないのに今まで通りに気さくに親切にできなくなることがあります。
こんなことならあげにゃよかった、もらわなよかった、偽らざりし気持ちです。
でも本音の深いところではお金は欲しいのです、贈与は有り難いのです。困ったものです。もらう側の腹積もりも複雑です。
ここに贈与の難しさがあります。贈るほうも、もらう方も本音と建前のなかで揺れ動きます。節税も楽ではないのです。
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