生前一括贈与はデメリットが大きいのでやめた方がよい理由。
日経新聞のマネー計画に生前一括贈与についての注意点をまとめた記事が掲載されました。生前の一括贈与は何かと縛りが多い。孫の教育資金を直系尊属がその都度贈与してもこれはもともと教育資金であり必要経費ですから非課税です。
あれこれルールに縛られて手間をかける意味があるとも思えません。ほとんど孫可愛やの動機と金融機関の宣伝効果でしょう。相続税がかからないのに贈与しすぎの爺婆様がいるのも悲しい話です。
よほど財産がない限り贈与は小出しに支援は最後に、本当に困っているときに、です。
金の切れ目は縁の切れ目とまでは言いませんが親子、孫でも金が切れるとギクシャクします。手元の現金をあわてて離さないことをおすすめします。
何があるかわからない老後人生です。計算通りにはいきません。
孫や子の喜ぶ顔が見たくてどうしてもあげたいのなら10万から50万までの小金を不定期にあげることです。くれぐれも定期的にあげて贈与を習慣にしてはいけませんよ。その上であえて言いますが子や孫への贈与は節税効果以上の不都合が起こります。贈与は一時的な不労所得です。ろくなことはありません。一生懸命働いている子や孫の為になるとは限らんのです。
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