保険はある一面で言えば資産運用です。資産運用なら損掛けしてはいけないのです。
外貨建て生命保険の中には国内生保では考えられない意外な美味しさがあります。その保険は通常の保険ルートでは販売されていませんから、言うなればあなたの知らないマル得保険テクニックといった感があります。
生命保険にもいろいろあります。法人契約で緊急予備資金の蓄積や節税だけでなく形は生命保険ですが正に資産運用と言うべき商品もあります。
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なかなか普通の保険代理店はこの種の商品を持ってきません。知らないのか販売ルートが区分されているかなのでしょうが、金融機関でも証券会社や銀行が提案してきます。
各社保険商品としてはバラバラですが銀行は預金を把握していますから急所を攻めてきます。今お持ちのドルをドル建て保険に投資してくださいというわけです。
これは法人保険ではなく個人に対する保険になります。個人の資産運用や相続対策として有効な保険商品と言えるでしょう。この種の保険商品は外貨建てであることが前提です。
景気の良い国の予定利率が適用されますから死亡保障でも解約返戻金でも国内生保の円建て商品とは比較にならないお得さです。
払込保険料に対して死亡保障が130%超の商品もざらにあります。
解約返戻金でも数年で元が取れて運用次第では銀行預金よりはるかに儲けが大きくなります。株式や不動産のように大振れはしませんが、
ほとんどの商品で形こそ違え元本が割れないよう保証する仕組みがあります。
これは契約者にかなり有利です。リターンの割にリスクがとても低くなります。その上生命保険契約者保護機構という公的なバックがあり責任準備金の9割を保証する手厚い仕組みがあります。
それはさておき保険会社にしてみれば今の景気が続くことが前提の甘い商品と言えるのではないでしょうか。とにかく資金をかき集めるという短期成績重視の経営姿勢が見え隠れします。
ひとたび恐慌でもくれば損失丸かぶりになります。
そういう意味ではやはりリスクのある投資なのです。念押しですがもう一つ大きなリスクがあります。
為替リスクです。円高に振れればどんどん儲けが消えていきます。将来的にドル圏で生活するなら為替リスクは気にするほどではないでしょうが、骨まで外国に埋める気がないなら10年20年先のことはわかりませんから円貨に換える時期を気にしなくてはいけないことになります。
ならば円安を背景に手持ちのドルを円貨に買えて国内生保で一時払終身にはいるという選択肢もありますが、1000万近くつぎ込んで一時払終身保険を契約しても死亡保険金との差額は50万に満たない貧弱さです。
終身に渡り1000万もお金を預けるのに・・です。
各保険会社の事例が集まってきてますので次回に金融機関が提案する外貨建て保険を比較分析したいと思います。乞うご期待です。
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