県民共済のデメリットを謎解きすると見えてくる間違い。

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県民共済のデメリットについて謎解きポイントは3つあります。

県民共済は安い保険料で保険に加入でき剰余金があれば割戻金として戻ってきますからとても利口に思えます。

経営母体も営利目的ではないのでその点では信用できます。

しかし人のリスクをカバーする、あるいは世帯主のリスクをヘッジするという点では県民共済は中途半端で誤解を招きやすくデメリットが大きい保険といえるでしょう。

昨今はやりの医療保険のように元が取れなかったり肝心の世帯主万が一の場合のリスクを曇らせてしまう怖さがあります。

法人契約でも個人契約でも保険の最大の役割は事業保障であり家族の生活保障です。県民共済のデメリットの最大のポイントは、ここをはずして保険に入っている気になっても正直救いようがありません。

生老病死を目の当たりにすれば生命保険の真価は私情抜き。

リスク評価を誤っているか見落としていると言うほかありません。肝心要の保障は後に残された配偶者と子供たちが悲劇を乗り越えて生きていくための生活保障でなくてはなりません。そういう保険本来の役割から県民共済はずれているのです。それはデメリットというよりリスクとすら言えるのではないかと思います。

ずれているのはそこの経営戦略ですから構わないのですがその結果として県民共済で保険に入った気になるリスクは侮れません。わずかな死亡保障、傷害での入院給付など見れば見るほど意味がない。

県民共済の問題点を謎解きすれば加入しやすさは必要な保障を準備できないというデメリットにつながります。また死亡保険にしても医療保険にしても県民共済の場合、基本的に定期保険であり掛け捨てとなります。

生命保険の有り難さはそのときになるまでわからない理由。

また保険料が年齢性別に関わらず同じというのは損保分野の傷害保険の考え方です。当然高齢者に有利、若年者に不利な内容となります。このことをデメリットとするには考え方によりますが。

それやこれやを勘案しても県民共済の最大の弊害は家族の生活保障を満たせない保険であり、

県民共済のデメリットは、ないよりはましではなく県民共済があるから事足れりの誤解を生むことが最大のデメリットであると言えると思います。

本当に必要な保障とは何かを、まず考えてそれがぶれないように保険商品を選ぶことが大事ですね。

親孝行保険の親不孝。

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