養老保険のハーフタックスは退職者注意。

CIMG1805養老保険のハーフタックスは退職者注意です。

会社の福利厚生として養老保険を社員全員にかけるケースがあります。養老保険ですから満期には払込保険料以上に戻ってきますから当然資産計します。これを

契約者:会社

被保険者:社員

死亡保険金受取人:社員の遺族

満期保険金:会社

とすることで社員の退職金準備や福利厚生になりますから1/2損金で経理処理することが認められます。これをハーフタックスと呼んでいます。

退職社員の解約はいつすればよいか、悩ましい問題でもあります。

この契約で注意すべきことは社員全員に付保すること、死亡保険金の受取が社員の遺族となっていることです。

社員であろうが退職していようが保険契約としては死亡保険金が社員の遺族に払われます。メンテナンスをおろそかにすると退職した社員の遺族から保険金請求が出れば保険会社は支払います。

入社間のない社員にハーフタックスの養老保険をかけ職務外で交通事故で死亡したケースがありました。遺族から保険金請求がありましたが払うほかありません。

会社としては納得がいかない部分もあります。ましてや退職して時間がたっている保険を後生大事に持っているとトラブルになる場合があります。ご注意を。

法人保険の間違いやすい経理処理、注意点まとめ。

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「養老保険のハーフタックスは退職者注意。」への3件のフィードバック

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