ガン保険の名義変更を突き詰めると見えてくるツボについて、うますぎる仕組みです。
ガン保険を法人から個人へ、個人から法人へ名義変更しながら個人の保険料を会社負担で費用化するスキームがよく紹介されています。
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人間ドックの前に個人に名義変更し何事もなければ法人契約に戻すという例の手です。
実際そんな面倒なことを健康診断や人間ドックのたびにできるものでしょうか。確かに保険の約款でも名義変更お一人様何回までと決まっている訳ではないので、契約者が手間を惜しまなければ保険会社は対応するほかないのですが、ついつい邪魔くさくなり今回くらいは大丈夫とパスしそうです。
ガン保険の保険料は法人では費用ですが、受取保険金は雑収入になり本人には見舞金程度しか渡すことができません。でも個人に名義変更しておけば受取保険金は非課税となりますからとても有利です。
できるならその都度きちんと名義変更したいところですが、実際どこまで融通性があるのでしょうか。
事例を見ると確定診断さえでていなければ名義変更は有効に機能します。つまり人間ドックで「要精密検査」のようなケチが付いたら医者にいく前に名義変更しておけばよいのです。
ただし検査入院とかガンの疑いがあると医者から言われるとたいてい人は動転してしまい名義変更どころではなくなります。
本当に疑わしいときガンだった場合に備えて名義変更なんて縁起悪くてできたものではありません。
それどころではなくなります。生きたいという欲望はおおきな心理的プレッシャーを実際起こします。
生死にかかわるとお金は意味がなくなります。お金は焼き場まで持って行かれますがあの世には持って行かれませんからね。
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