ガン保険入院日額12万円は異常でしょ。
どうしても落としたい利益があればガン保険の保険料も過大になります。ガン保険はだいたい入院日額で大きさを決めるようになっています。
入院日額が大きければ保険料も当然大きくなります。
日額2万円とか4万円までなら妥当な感じがしますが、日額が10万円を越えると10日の入院でも100万円超の保険金が出ることになりますから大変です。
下手に仕事をしてるより実入りがよくなります。退院する気が起こらなくなるぐらいの厚遇になります。
ガンは深刻な病気でしたが今は治療法も進み早期発見と適切な治療で短期で治癒する例が多くなっています。
完治するならボロもうけみたいな気分が出てもおかしくないですね。
保険会社一社でかけるのは無理ですが何社もかければ日額12万は難しくありあせん。
なにぶんガン保険にモラルリスクはないですから各社日額の通算をするような事もないようです。
保険金請求目当てで社員をガンにすることはできない相談ですから特に問題とはならないのですが、税務当局にすれば納得しがたい繰り延べですね。
でも今やガン保険も1/2損金の時代です。旨味は大きく後退しました。
でもよく考えれば返戻率1/2損金でも解約返戻率次第では十分価値があるはずです。ガン保険の活用を見直す時期にさしかかっているように思っています。
とは言いながらオーナー経営者の本音としては全損時代のがん保険のおいしさは忘れられないようで1/2損金ではがん保険に追加で入る気にならないそうです。福利厚生と言いながら全員に付保するわけではない既得権だけの全損がん保険が残ります。福利厚生という理屈が言えなくなったがん保険は残骸となりながらも次回の税務調査を待つことになります。
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