保険営業経費は自分持ち、保険の営業職員はほとんどの会社で成果報酬型で、暮らしていけないほどの基本給に契約獲得の多寡に応じて成績給がONされる仕組みです。
社会保険や退職金の制度はありますが毎年3月には個人事業主として確定申告をします。
保険営業経費として営業活動でかかった経費は自分持ちなのです。
車もガソリンも接待交際費も自分の給料から支払いますから領収書はかき集めます。
GNPのPのような付け届けも保険営業経費ですから自己負担です。配布するカレンダーも会社指定の業者から買うほどです。
よって保険会社主催のセミナーやゴルフコンペでも職員負担がある場合があります。
誘われたからといって気軽に講演会に行くと見えないところで職員に営業経費負担が発生していたりします。
GNP完全拒否といっても付き合い出すとそうはいかない仕組みが背景に見えてきます。
買う側としては相手に保険営業経費を負担させないよう、なるべく負い目は持たないよう細心の注意を払うことも保険契約では大事になってきます。
ただし申し上げておきますが、国内生保の営業職員の場合と外資系の営業職員、保険代理店では事情が異なります。外資系はカレンダーすら持ってこない人もいますが、保険代理店はオール自前で付き合い経費がそれなりに発生します。
一番気の毒なケースがやはり国内生保の営業職員です。契約が取れても取れなくても何かしらの小物やお菓子をこまめに届けます。気の毒な気がするほどではありますがGNP以外の同情と負い目が狙いではあります。
「保険営業経費は自分持ち、金はかかるがケチればジリ貧。」への0件のフィードバック