保険営業の宿命は過酷、コロナお盆に焦燥感。
猛暑にコロナ、まったくテレワークも楽じゃないと思います。第二波でまたしても保険営業は訪問自粛状態です。
営業に出歩いても受付や玄関先で資料を渡して帰る程度、とても面談できる状況ではありません。ひたひたと身近に迫りくるコロナの足音におびえる日々です。
■保険営業はやめた方がよい理由、成功か挫折かリアルな体験談。
◆ 保険営業のお盆はあと一件のチャンス。
さてお盆はどうするか、年老いた母親一人でお精霊(しょらい)さんを迎えるのはあまりにも寂しいです。かと言って自分すらも安全とは言えない状況です。もしも母親に感染したらと思うとリスクは半端ではありません。そうは言いながら保険営業の頭の中では別のことを考えています。実は保険営業は追いつめられるとお盆も何も関係なく身内を頼ります。
身内を頼りますとは、一般の方にはわかりにくいと思いますが、叔父や叔母、いとこなどの親戚に保険加入をお願いするのです。加入をおすすめするのではなくお願いします。そのために離れた身内に会えるチャンスはお盆ですから、提案書や申込書を持参して帰省することもあるのです。ただ身内に断られると苦い後悔が残ります。
◆ 保険営業の宿命は過酷。
ここにきて知り合いの友人とか都会に住む姪の婿あたりに感染者が出始めています。もはや油断できない状況にあると思います。後悔先に立たずといいますが、保険営業としてやはりここはじっと我慢の巣ごもりお盆にならざるを得ないかもしれません。
保険営業にとればお盆休みは充電期間などという余裕はみじんもないでしょう。焦燥感にさいなまれ、居ても立ってもいられない苦行のごときお盆になるように思います。保険営業は、結果が出ていないと心休まることはありません。それが宿命のようなものです。
◆保険営業のお盆、まとめ。
今や買う立場であるにもかかわらず、コロナ拡大の中、保険営業のお盆を案じてしまうというのは、身についた性(さが)というべきですね。
いくら成績を上げてもその地位と収入を守るためには気を抜くことはできません。そういう状況が毎月続きますから、あと一件に苦しむときは夢に出てきます。
保険会社は新型コロナウイルス感染症で営業活動を自粛するよう指示を出している間は、ノルマは課さないというような報道を聞きますが、甘い考えです。それで保険営業が救われるわけではありません。
保険営業は保険会社のために働いているわけではないのです。自分と自分の家族の生活を守り向上させるために骨身を削っているのです。
気休めですが、いまや保険営業だけが苦境というわけではありません。数多くの零細企業が崖っぷちのピンチに見舞われています。それを思えば保険営業はまだましなほうかもしれません。これまでの成績の貯金もあるでしょうから、どうにか食いつなぐくらいはできるでしょう。ここはじっと忍耐のお盆、はるばる十万億土無明の彼方よりお帰りになるご先祖様に感染させないよう、帰省は断念してzoom読経するかですね。
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