生命保険嫌いと言う人は保険の営業をしていると結構いらっしゃいます。
保険嫌いという方は飛び込みで行くと時々出くわします。愛想のよい顧客よりよほど見込み客に近いのです。
しゃべってみると保険嫌いと言うからにはそこそこ保険の知識があったりします。も
ともと保険のことに詳しくない人は知らないものやよくわからないものを嫌いに
なれない理屈もあります。
未知のものを恐れたり避けたり嫌ったりすることも人間の本性として元から備わっていることも保険嫌いの原因です。保険は姿かたちが見えませんから目の前の人間がそのイメージを代表しているようなこともあります。
生命保険の営業では商品力より人間力といわれるゆえんでもあります。
保険嫌いのタイプは大きく3つになります。一番多いのは保険金が受け取れると思っていたのに受け取れんかったことを恨みに思うタイプ。
二つ目は過去に体調が原因で保険加入をお引き受けできませんと断られたタイプ、最後は仕組みがよくわからん保険会社が信用できんという無知全面タイプです。
アンチジャイアンツも巨人ファンの内とは言われた時代がありますが、生命保険の正しい知識、保障や金融商品としての有効性を理解すればファンに転ずることもないとは言えない保険嫌いもいらっしゃいます。
もともと保険は保障性の商品です。儲けようとかリターンを期待するところに無理があります。
自分と家族のリスクをしっかり認識すること、人はすべからく死亡します。その時期により悲劇の大きさが変わります。それをいくばくかでも金銭で軽減できれば生命保険冥利に尽きるというものです。
生命保険を扱うものはビジネス以前にこの使命感が欲しいと思うのですが、私だけでしょうか。とは言えども裏の実情をつぶさに知るだけに、カッコつけても仕方がないという悩ましいものがあります。
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