保険営業|飛び込み20日間で1,000軒の成果をまとめると。

保険営業|飛び込み20日間で1,000軒の成果をまとめると。

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保険営業、飛び込み20日間で1,000軒まわるとどうなるか、実際に自分の足で確かめました。今思えば貴重な経験ながら徒労をしたものです。1日50軒保険の新規の飛び込み営業を20日間続けると1,000軒になります。

地域を決めれば飛び込み営業で50軒回るのは難しくありません。商店街や会社が並んでいる通りをしらみつぶしに歩けば直に50軒になります。

飛び込み営業で50軒回って45軒は相手をしていただけませんから時間がかかるわけではないのです。何らかの反応のあった5軒を翌週に再訪問してみると相手の真意がわかります。

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◆ 飛び込み営業1,000軒の皮算用。

相手をしていただいた5件のうち、最初は「暑い中ご苦労さんやね。見とくからそこ置いといて」という愛想の良い3軒は二度目に訪問すると「またあんたか、何しに来たん、うっとうしいなあ」とは言いませんが顔に書いてあります。とても見込み客になりそうもありません。

今一つの一軒は「保険はろくなもんやない。そんなもんに金使うくらいやったら貯金しとくわ。」と生命保険嫌い丸出しの反抗タイプがあります。

■生命保険嫌いの頭は損得勘定、保険で得する悲劇。

後の一つは形こそ違え生命保険に何らかの関心を示す、見込み客になりそうな一軒があります。

保険の理屈から言えば、飛び込み営業で一日50軒周り2軒の見込み客をフォローしていくと、月に飛び込み営業で1,000件回り20軒の見込み客ができることになります。その内2~3件もコンスタントに契約が取れれば十分やっていけると皮算用したのも無理もないところです。

で、飛び込み営業でどうだったかというと1,000軒回りましたが最終的にはとれた保険契約0件、夏の暑いさなか汗水垂らして靴をすり減らしただけに終わりました。驚きの成果とはあまりの営業効率の悪さです。

世の中そんなに甘くなかったわけです。実際は提案を出したりそれなりに進んだりしたケースもありましたが、成約には至りませんでした。一軒では先週他社が来て息子の契約をしたばかりというケースもありました。

◆ 保険営業は、ネタ切れ、縁切れ、タイミング。

親戚、知人、縁者のネタも尽き、紹介の糸も途切れた時には、生命保険の営業は飛び込みにチャレンジするほかなくなります。

一定の数の顧客を抱えてそれをフォローすることで生計が成り立つようになるまで3年では足りないというのが実感です。

飛び込み営業をかけてもその時そこにいるか、何かのつながりをもっておかないと次のステップにはつながらないのです。保険のタイミングが大事なことも学びました。

■生命保険はタイミングが肝(きも)、保険営業の選択はスリリング。

ただすり減らしたのは靴だけではなく神経も消耗しました。いくら飛び込み営業を繰り返しても慣れるどころか足がすくむようになります。営業歴22年のベテラン営業が保険の飛び込み営業となると容易に道が見えてきませんでした。

◆ 保険営業の飛び込み、まとめ。

支社で1位になったり、何度も表彰を受けたりするまでになった経験から保険営業に言えることは、幅広い専門知識と人柄が大事であると言うことです。

いくら商品がよくても好きになれない保険営業から物を買う気にはなりません。押しが強くても人柄で中和できるものです。

そして最も大事なことは、お客様に価値ある情報を届けられるかどうか、保険商品の知識だけでなく幅広い分野の専門知識が物を言います。

お客様は保険の説明ではなく、自分の抱える問題を解決に導いてくれる情報を欲しているのです。

ただ、お客様に会えて、自分を売り込んで、話を聞かせていただくまでのプロセスが保険営業では大きな壁になります。その壁を破るべく飛び込み営業をやってみた結果は、やはり知らない飛び込み営業には、冷たかったということです。

■好きか嫌いかがすべてを決める、ザイアンスの保険営業法則。

しかし、これを2,000軒、5,000軒、10,000軒と続けたら目が出るのでしょうか。その壁の向こうに光はあるのでしょうか。そこはさすがにわかりませんが、もう少し効率的な方法があるはずであると感じたことは、付加しておきます。

「保険営業|飛び込み20日間で1,000軒の成果をまとめると。」この記事が入り口となり多くの方に情報や体験談、実体験の知識をお伝えしてきました。

キーワードを無視して書きたいことを書いてきたため、こちらも壁にぶち当たっています。どうも、何かにつけ非効率なことが身上のようになってしまいました。しかし、さまよった分だけ身についた経験や知識の幅には広がりがあると一人自負しています。

法人保険に限らず幅広い分野の専門知識に踏み込んだhokenfpブログが、読者の皆さんのいくばくかでもお役に立てば何より幸甚です。

保険はプレゼント、付け届けとGNPと好き嫌いが決め手。

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