保険営業|飛び込み20日間で1000軒の成果をまとめると。

保険営業、飛び込み20日間で1000軒まわるとどうなるか、実際に自分の足で確かめました。

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今思えば貴重な経験ながら徒労をしたものです。1日50軒保険の新規の飛び込み営業を20日間続けると1000軒になります。

地域を決めれば飛び込み営業で50軒回るのは難しくありません。商店街や会社が並んでいる通りをしらみつぶしに歩けば直に50軒になります。

飛び込み営業で50軒回って45軒は相手をしていただけませんから時間がかかるわけではないのです。何らかの反応のあった5軒を翌週に再訪問してみると相手の真意がわかります。

相手をしていただいた5件のうち、最初は「暑い中ご苦労さんやね。見とくからそこ置いといて」という愛想の良い3軒は二度目に訪問すると「またあんたか、何しに来たん、うっとうしいなあ」とは言いませんが顔に書いてあります。とても見込み客になりそうもありません。

今一つの一軒は「保険はろくなもんやない。そんなもんに金使うくらいやったら貯金しとくわ。」生命保険嫌い丸出しの反抗タイプがあります。

後の一つは形こそ違え生命保険に何らかの関心を示す、見込み客になりそうな一軒があります。

保険の理屈から言えば飛び込み営業で一日50軒周り2軒の見込み客をフォローしていくと、月に飛び込み営業で1000件回り、20軒の見込み客ができることになります。その内2~3件もコンスタントに契約が取れれば十分やっていけると皮算用したのも無理もないところです。

親戚、知人、縁者のネタも尽き、紹介の糸も途切れた時には、生命保険の営業は飛び込みにチャレンジするほかなくなります。一定の数の顧客を抱えてそれをフォローすることで生計が成り立つようになるまで3年では足りないというのが実感です。

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で、飛び込み営業でどうだったかというと1000軒回りましたが最終的にはとれた保険契約0件、夏の暑いさなか汗水垂らして靴をすり減らしただけに終わりました。

世の中そんなに甘くなかったわけです。実際は提案を出したりそれなりに進んだケースもありましたが成約には至りませんでした。一軒では先週他社が来て息子の契約したばかりというケースもありました。

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飛び込み営業をかけてもその時そこにいるか、何かのつながりをもっておかないと次のステップにはつながらないのです。保険のタイミングが大事なことも学びました。

ただすり減らしたのは靴だけではなく神経も消耗しました。いくら飛び込み営業を繰り返しても慣れるどころか足がすくむようになります。営業歴22年のベテラン営業が保険の飛び込み営業となると容易に道が見えてきませんでした。

支社で1位になったり、何度も表彰を受けるまでになった経験から保険営業に言えることは、

幅広い専門知識と人柄が大事であると言うことです。

いくら商品がよくても好きになれない保険営業から物を買う気にはなりません。押しが強くても人柄で中和できるものです。

そして最も大事なことは、お客様に価値ある情報を届けれられるかどうか、保険商品の知識だけでなく幅広い分野の専門知識が物を言います。

お客様は保険の説明ではなく自分の抱える問題を解決に導いてくれる情報を欲しているのです。

法人保険に限らず幅広い分野の専門知識に踏み込んだhokenfpブログが、読者の皆さんのいくばくかでもお役に立てば何より幸甚です。

 私の保険の経験をまとめた10選です。

◆もらう側のGNPでいえば保険契約は好き嫌いで決まる。

◆GNPはデメリットを隠蔽するがGNPはやむなしとする事情について。

◆原戸籍を求めて

◆好きか嫌いかがすべてを決める、ザイアンスの保険法則。

◆保険アポ電話にでるかでないか、買う側の事情を公開すると。

◆保険のコツは聞き上手が一番の近道。

◆保険契約は敢えてその事を言い出さないと取れない。

◆保険を買う側は手の内を明かさないこと、情報は小出しに。

◆保険営業経費は自分持ち、金はかかるがケチればジリ貧。

◆保険の資料は配布禁止の理由

OB税理士から聞いた相続税の税務調査の押さえどころ。

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