生命保険の相談相手の選び方、売る側の裏事情を暴露。

生命保険は、形も質量もない商品です。それゆえ知識や経験がない方には、とりわけ難しく感じると思います。

保険の提案書にはイメージ図が書かれていますから、よく読めば手助けにはなります。しかし理解を深めるには、しっかりした説明ができる相談相手が必要です。

生命保険選びが難しい理由は、そのまま相談相手選びが難しい理由に通じるところがあると思います。良い相談相手に恵まれないと、納得できる生命保険契約はできません。

生命保険を売る側にいた経験と買う側にいる立場で、生命保険選びが難しい理由と相談相手を選ぶポイントをまとめました。

■生命保険を比較すれば、保険料に差が出る原因を深掘り。

◆ 生命保険選びが難しい理由。

① 生命保険は比較検討が難しい。

多くの保険営業は、生命保険会社所属です。他社の商品は扱えません。もし比較しようとするなら、他社の営業職員ともコンタクトを取り、提案書をもらう必要がありますが、これを自分で比較検討するとなると、簡単なことではありません。

街角の保険ショップは、比較購買ができるというのが謳い文句です。しかし保険の乗合代理店と同じで、売りたい生命保険会社、売りたい商品があります。

そこは商売ですから、コミッションンが大きい商品をすすめるのは仕方がないことです。保険ショップや保険代理店の比較購買のメリットという話は、割り引いて考える必要があります。

② 生命保険には形がない。

生命保険は契約ですから見える形がありません。各社とも工夫したイメージを見せますが、それで比較するというのは無理があります。形がないということは、保険商品のわかりにくさの原因です。

保険会社は絵や図を使い、見える化に苦心しています。でも形がないものに投資するわけですから生命保険の選択は、簡単ではありませ。やはり豊富な保険の知識がある相談にあてによる、より良いアドバイスを必要とします。

③ 生命保険は結果が見えない。

生命保険は、保険事故の発生を条件に生命保険金を支払う契約です。保険事故がなければ、定期保険のように生命保険金を受け取ることなく契約が、終了する場合があります。

つまり結果が約束されているわけではないので、生命保険は結果が見えないというわかりにくさがあります。

ただし満期がある養老保険や必ず死亡保険金が受け取れる終身保険では、結果が予測可能ということはあります。しかしどこで保険事故が起こるかによって結果が変わりますから、その点では結果が見えているとは言えません。

④ 生命保険は仕組みが難しい。

終身保険や定期保険だけなら、生命保険としてシンプルです。しかし昨今の保険商品は、様々な特約のオンパレードになっています。本来の生命保険の目的が見えにくくなっています。まったく見栄えだけの、特約デコレーション保険になっています。

そのせいで生命保険は一層煩雑になり、仕組みが見えにくくなっています。生命保険の基本知識がないと、特約につられて必要な保障を誤るケースも出てくるかもしれません。

とくに初期低解約返戻金型の終身保険など、人生の潮目が変わり解約のはめになれば大損するような商品は慎重に見極めが必要です。

■高齢者の生命保険、見直しのタイミングと重要な注意点。

◆ 生命保険選びのポイントは、相談相手選び、これが一番難しい。

生命保険の相談相手選びのポイントは、まず人柄といえるでしょう。信頼できる人柄でないと、扱う保険商品まで信用できなくなるものです。

自分の感性と波長が合う保険営業を選ぶことが第一です。その次に必要なことは専門知識、情報の幅、押し出しの強さ、決定力です。

生命保険を保険営業として、人生におけるリスクの視点、生命保険に対する使命感なども大事です。

押し出しの強さと決定力をポイントとして挙げたのは、理由があります。買う側にとって、生命保険契約は誰かに背中を押してもらわないと決断できないという側面があるからなのです。

ここは人選びの大事なところです。生命保険選びはまさに人選びと言えると思います。

結局、好き嫌いが相談相手を選ぶ基準になるという話は下記をご参考に。

■好きか嫌いかがすべてを決める、ザイアンスの保険営業法則。

◆ 生命保険選びは相談相手選び、売る側の事情まとめ。

実のところ理解すべきことは、保険営業の本音です。保険営業は甘い世界ではありません。ベテランでも保険営業に余裕はありません。いくら優績者でも、いつも崖っぷちでその1件にしのぎを削ります。

自分のの事情はおくびにも出さずに、高楊枝で生命保険の価値を説明できなければ、契約は取れないとしたものです。足元を見られるようでは、長続きする営業にはなれません。

そういう保険営業の、業界の内輪の事情を前提としてアドバイスを受けることも必要になります。

生命保険は誰に相談するかをまとめると、生命保険は相談相手の資格や所属よりも、その人の人柄で選ぶことが第一です。

生命保険の相談相手には、保険会社の営業職員や保険代理店の営業と言う場合もあります。またFP(ファイナンシャルプランナー)の立場で、保険選びのアドバイスをしたりすることもあります。それぞれの立場により、コミッションで生計を立てていたり、顧客からのフィーで生計を立てていたりと様々です。

・FPと保険販売コミッションの関係。

保険の営業職員も代理店も、もちろん保険ショップも生命保険契約を取ることで得られるコミッションが収益源です。そうでない立場があるとすれば、FPとか税理士などの士業ということになります。

しかし生命保険の相談相手として考えるとき、FP資格をもち、フィーだけで成り立っている独立系のFPはまだまだごく少数でしょう。ゆえに独立系のFPといえども、保険営業との共同募集もやむを得ないと思います。保険のコミッションは比較的大きな収益源となります。

■FPとはファイナンシャル・ディレクターという意味について。

自分が代理店をしていなくても、共同募集という手法もありますからコミッションを折半するケースもよく見かけます。

一般的には独立系のFPであれば、保険ショップや保険代理店ほど保険会社の影響が大きくないと言えると思います。ただ保険会社所属のFPは、自社の商品を売るためのFPの資格を取っているわけですから、独立系とは基本的な立場が異なります。

保険を売る営業はコミッションで生計を立てていることを前提に、資格とか所属で判断するのではなく、その人の人柄と専門性に焦点を当てて相談相手を選ぶことが「保険は相談するな!」としてのアドバイスになります。

■生命保険の加入判断を体系的に解説したページ
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生命保険の残す書類といらない書類、整理と保管期間まとめ。

睡眠時無呼吸症候群になると生命保険に入れないのか。

がん保険、上皮内がんはあきらめなさい。

がん保険、上皮内がんはあきらめなさい。生きることをあきらめなさいと言っているのではなく、保険金を手にすることをあきらめなさいと申しあげています。

上皮内がんとは、上皮内腫瘍、または上皮内新生物とも呼ばれます。上皮内がんと表記されることもあります。上皮細胞と間質細胞の間にある基底膜を破って浸潤(しんじゅん)していない腫瘍です。 浸潤していないと再発リスクがないため、言い方は「がん」ですが通常はがん(悪性新生物)には含めないことになっています。

がん保険の多くは、昔から上皮内ガンを免責としています。

上皮内にがん細胞がとどまっていれば、リスクは大幅に低くなります。それで保険での保障対象にはなっていないのです。

■がん保険は採算割れ、それでも不要と言えない3つの深刻な理由。

◆ 上皮内ガンは、保険的には免責。

最近は、上皮内ガンでも保障するものがあります。当然、その分の保険料はお高くなります。一応病理的にはがんですが、ほとんどの場合完治します。このため、命に関わることがないので免責になっているわけです。

上皮内がんは上皮内新生物とも言います。まるで体内のエイリアンのようないやな言い方です。同じく新生物でも、上皮内新生物とは違い、悪性新生物は完全ながんとなります。

上皮内新生物は保険金が出ないくせに、新規契約で告知しようものなら簡単に入れる保険はありません。しかし、5年経過後、医師の完治証明付きで入れる保険がある時代にはなりました。

実際では、大腸ポリープでさえ完治の診断書を求めてきます。宿命的に、保険とがんはどうしても相容れない関係にあります。

■告知義務違反のリスクと知っておきたい告知のさじ加減。

◆ 上皮内がん体験とがん恐怖心理。

上皮内がんと悪性新生物を区別できるのは、医者だけです。保険を契約するときに、この区別をしっかり理解している方などほとんどいらっしゃいません。がんの区別を真剣に調べるのは、自分が当事者になってからです。

人間ドックで精密検査をすすめられて、医者へいきます。このときはまだ高をくくっている方がほとんどです。しかし組織を採取して病理検査に出しましょうとなると、もうインターネットかぶりつきです。本屋の医学関係で立ち読み、人の話に聞き耳を立てるようになります。

・がんの恐怖と診断結果。

検査の結果ガンということがわかると、目の前と人生が一気に真っ暗になります。人に動揺を悟られまいと、必死になります。

家族のこと子供の将来、マンションのローンまで考えて、団体信用保険を思い出すというお決まりのパターンです。世の中の色彩が変わったようにすら感じられるのです。

でもよく聞くと上皮内ガンで早期発見なので、内視鏡で切除できます。さらに再発の可能性も低いことがわかると、不安な気持ちは消えませんが、気持ちが落ち着いてきます。

実はそこで自分の契約している保険のことが、気になりだします。ガン保険はどんな契約だったか、入院給付金はいくらだったか、そうそうガンの診断給付金が出るはずだ、などと思います。

契約して日が浅いと90日免責もありますから、約款と提案書を引っ張り出して真剣に読み漁ります。

そして見つけるのが、上皮内がんの免責という契約条件です。

かくして上皮内がんという医学的にはガンなのに、保険的には免責という理解しがたい現象が起こります。

本人にしてみれば、すっかりがんの気分を味わっていますから、これで免責といわれると引っ込みがつきません。

■人生には生命保険であがなうことができない悲劇がある。

◆ あきらめきれない上皮内がん、まとめ。

同じ道筋をたどり保険嫌いになる人と、保険にとことん詳しくなる人がいます。

これは上皮内がんが悪いわけではなく、きちんと大きな文字で説明できない保険会社に責任があると言えるのではないかと思います。

都合の悪いことは老眼鏡か虫眼鏡で見なければわからないように書くパターンは、決して顧客視点ではありません。保険も顧客の立場でタバコのようにリスクを明示することが、求められる時代だろうと考えています。

保険証券がなくなる時代に保険金の請求漏れをなくす法をまとめると。

契約者貸付のデメリットは督促なし、先取りキャッシュの甘いワナ。

生命保険の更新型のデメリットとCVが批判される理由。

生命保険の更新型とCVが批判される理由と、正当な弁護を整理しました。

更新型では、一定の期間ごとに保険契約の見直しが発生します。初期のコストは抑えられますが、デメリットがあり、何かと批判を受けることがあります。

生命保険は、時代によって予定利率が大きく変わります。それぞれの時代に合わせて、更新型か全期型かを選んでいく必要があります。

■契約者貸付のデメリットは督促なし、先取りキャッシュの甘いワナ。

◆ 生命保険には更新型と全期型。

生命保険契約をするとき、たとえば10年ごとに見直す契約になっていれば更新型の生命保険に加入していることになります。

がん保険でも更新型が一般的です。一方保険料の払込満了まで保険料が変わらない契約が全期型の生命保険ということです。

更新型の生命保険は、一定の期間で保険を見直すということを前提にした期間限定の安値型保険と定義できると思います。

全期型は保険期間の全期のリスクを平準化して、保険料に割り付けています。そのため月々の保険料はその分、必然的に高くなります。

■がん保険は採算割れ、それでも不要と言えない3つの深刻な理由。

◆ 更新型の生命保険は更新ごとの契約見直し、保険料が割高。

更新型の生命保険に加入していると、更新ごとに保険料が高くなっていきます。若いときは病気死亡などのリスクが低いですから、保険料も安くなります。

当然の結果として、更新すると保険料は、その時点の死亡リスクに応じて跳ね上がります。

何度か更新していると、最後にはとても払えない高額の保険料となります。泣く泣く更新を断念し、一番保障が欲しいときに無保険になることもよくあります。

◆ 保険料を決定する要素は、年齢の他に予定利率という要素。

保険会社が預かった保険料を、どれだけ効率よく運用できるかで保険料が変動します。かつて予定利率が5%台の時代は、更新型の生命保険のデメリットもそれほど目立ちませんでした。

それがいまや回復基調にあるとはいえ、予定利率1%前後の運用ですから、同じ保障を買うのでも保険料はグンと高くなります。マンションローンのステップアップ償還みたいなもので、右肩上がりが前提の更新型です。

◆ 更新型は予定利率の高かった時代の考え方、今ではやり玉。

更新型の生命保険を主力に販売する国内生保は、外資系生保などから更新型の生命保険をターゲットにして攻められ、やり玉と言ってよいでしょう。

更新型は安い保険料で、大きな保障を若い時期に一定期間用意するものです。

保険業界の側からすれば、そういう意味のほかにCV(コンバージョン/契約転換)という意図があります。全期型なら一度契約すれば、よほどの環境変化がないと見直しません。しかし更新型の保険は、いやでも10年ごとに見直すほかありません。

一件CV(契約転換)すれば営業職員の成績としてカウントされます。こうして契約を回して成績を維持する仕組みです。

CVの説明はこちら。

■保険のCV・SEOのCVの使い分けができれば専門家

◆ 更新型生命保険は、意味を理解して加入すれば一つの選択。

更新型は安い保険料で、大きな保障を若い時期に一定期間用意するものであることは前項で説明しました。しかしそれだけで批判を受けるいわれはないのです。

問題は、更新型の生命保険を売る時の説明の仕方にあると思います。

先のことはわからないから、とりあえず今必要な保障を確保し、更新になったらまた考えればよいというような、安直な話法を展開するから問題になります。

考えてみれば、営業職員にしても10年後に自分が担当しているとは限らないのですから、その場しのぎの売込みもあると思います。

保険営業は、支部へ帰れば矢の催促が待っていますから、なりふり構わずおすすめするようなこともあります。

■生命保険を比較すれば、保険料に差が出る原因を深掘り。

◆ 基本的には払える保険料の範囲で、全期型がベター。

更新型の生命保険は、将来の保険料というリスクを先送りするものです。ここで間違うと一番保障が必要な時期に保障を失うという、最悪の事態になりかねません。

ベストとは申しませんが、よりベターな方法が全期型の生命保険を検討することです。保険料は若干高くなりますが、もともと必要な保険料だと割り切ってください。保険期間の通期で考えれば、更新型よりお得になるようになっています。

自分と自分の家族のリスクを、将来にわたってしっかり把握することが大事です。その上で、ご自分が払える保険料の範囲で契約すること。その上で、全期型生命保険がおすすめであることは間違いありません。

◆ 更新型か全期型かは是非ではなく選択、まとめ。

結論的に申し上げるなら、生命保険は更新型か全期型かどちらがよくてどちらが悪いというものではありません。人生設計に基づいた、保険設計の選択であるということができます。

更新型はそのデメリットを知ったうえで、子供の成長を考え期間を設定して選択すれば是非を言うことはできません。生命保険の契約は問題の先送りをやめて“とりあえず”ではなく、更新型か全期型かを自己責任で選択することが大事です。

■生命保険の加入判断を狂わせる事情を体系的に解説したページ
生命保険はなぜわからなくなるのか|加入判断を狂わせる構造。

SだのPだの生命保険業界用語。

県民共済のデメリットを謎解きすると見えてくる間違い。

保険料払込免除特約のデメリットと割増し保険料の功罪。

保険料払込免除特約とは、被保険者がある一定の状態になった場合に保険料の払込が免除される特約です。一定の状態であって、被保険者死亡となると保険契約が終了しますので、払込免除特約は出番がなくなります。払込免除特約は、うまく機能すれば有効な特約ですが、そうでない場合にデメリットが目立つ特約です。どういった功罪があるのか、契約すべき特約なのかを買う側で検証しました。

■契約者貸付のデメリットは督促なし、先取りキャッシュの甘いワナ。

◆ 保険料払込免除特約と適用要件。

保険営業は、当たり前のように保険料払込免除特約をすすめてきます。特約を付加することで保険料が増加しますので、保険営業にとっては、成績がプラスになります。本当に有効な特約なのかどうか、適用要件をしっかり理解しておく必要があります。

払込免除特約の具体的な適用条件は?

保険会社による払込免除特約の違いは?

被保険者が重大な病気に罹患した場合や、働くことができなくなってしまった場合であっても、保険を継続したければ保険料の支払いは必要です。しかし、就業ができない状態となり収入が得られなくなったときの保険として、保険料払込免除特約を付加することができます。

保険料払込免除特約は、保険会社ごとに適用要件が微妙に違います。

例を上げると、

三大疾病に罹患した場合。

被保険者が、がん、心筋梗塞、脳卒中の三大疾病に罹患した場合に、以後の保険料の払込が免除されます。(詳細な適用条件があり、それに適合しなければ免除されません。)

就労不能状態になった場合。

被保険者が働くことができなくなってしまった場合に、保険料の払込が免除される保険料払込免除特約。(就業不能保険などの場合に、支払事由が発生すれば保険料支払いがなくなります。)

被保険者が要介護状態に認定された場合や、肝硬変や糖尿病に罹患した場合などに保険料の払込が免除される特約。(保険会社や保険の種類によりかなり異なります。約款に細かく指定されています。)

払込免除特約の適用条件は、保険会社各社ごとに異なり事細かに約款に指定があります。かなり厳しい条件ですが、少しでも外れると適用になりません。

また、重大疾病などでは、一定の状態にならずに、被保険者がなくなってしまうことも多いと思います。その場合は、払込免除特約の恩恵を受けずに保険が終了することになります。特約保険料の支払い損のようなことも十分あり得るわけです。

■生命保険を比較すれば、保険料に差が出る原因を深掘り。

◆ 保険料払込免除特約が必要な契約について。

払込免除特約の功罪と申し上げてきましたが、保険は万が一のための経済的保障なので、損得で考えることは間違いです。しかし、割高な保険料を払い続けて、あっさり亡くなってしまえば特約の見返りはありません。何も見返りがなければ、無駄な出費と考えることもできます。

どういう人が、保険料払込免除特約を必要とするのでしょうか。たとえば、ご自身が三大疾病や障害、認知症などで働けなくなった場合、収入源がなくなり、保険料支払いに困るような場合です。

また、生命保険の場合は、期間を決めて保険料を払う契約と終身(一生涯)保険料を払い続ける終身払いの契約があります。短期払いでは保険料払込免除特約は出番が少ないと思いますが、終身払いではかなりのケースで意味があると思います。

経済的に余力があれば、お守りのつもりで保険料払込免除特約を付けておくのもよいかもしれません。

◆ 保険料払込免除特約は、生涯保険料が1.5倍。

保険料払込免除特約を付けると、保険料が高額になる場合があります。

特約なしの保険料に対して1.2倍から1.5倍になることもあります。特約は契約後に外せない場合が多いので、最初に注意することが必要です。

月払いの保険料見ていると、保険料払込免除特約の保険料はそれほど多く感じないかもしれません。しかし、生涯に払う保険料の合計から見れば、容易ならぬ大金になると思います。

よく考えれば、保険料免除特約は保険会社のサービスでも何でもありません。保険のリスクは変わりませんから、保険料が免除になった分の合計を、それ以外の保険料払込免除特約の追加保険料として負担しているだけです。

■保険証券のなくなる時代に保険金の請求漏れをなくす法をまとめると。

◆ 保険料払込免除特約が無駄になるとき。

この特約は、その後の保険料負担リスクを前払いしていることになります。保険料払込免除特約が役に立つ確率は?と問われても、これは保険の運のようなものですので、簡単に答えることはできません。

保険業界用語ではP免と言います。P免をはずしてくれというと怪訝な顔をする営業職員がいるほどに一般的です。

P免特約は、ある意味で無駄なことです。死亡保険金を受け取ったとき、保険契約は終了します。その場合、保険料の支払いも終了しますから保険料払込免除特約は、全く出番がありません。3大疾病で生存給付の保険金を受け取った場合にP免は威力を発揮しますが、この確率はかなり低いと考えてよいと思います。

自分が万が一のとき家族が生きていくための保険であれば、なおのことP免の意義は低くなります。

保険の特約が多様化してわかりにくくなってきている時代です。保険料免除特約が、保険会社のサービス特典のようなセールストークがまかり通っています。決してそんなことはなく、割高な上乗せ保険料がオンされています。

◆ 保険料払込免除特約のデメリット、まとめ。

保険の保険みたいな払込免除特約は、メリットがないわけではありません。しかしどうも積極的にはお勧めできません。手前ごとでなんですが、自分の契約には保険料払込免除特約がついています。言っていることと矛盾していて恐縮ですが、契約してしまうと特約がどうなっていたかなど忘れてしまいます。

その結果、保険料を継続的に払えておれば、それはそれでよしとするところです。保険料払込免除特約などの出番がないような、ぽっくり逝くのが理想であれば、どちらが得かわかりません。この辺の損得勘定は、さすがに神のみぞ知るところです。

SだのPだの生命保険業界用語。

がん保険、上皮内がんはあきらめなさい。

告知義務違反のリスクと知っておきたい告知のさじ加減。

生命保険を契約するときは、自分の健康状態を告知する義務があります。契約内容に応じて、告知だけの場合と面接士による面接確認、医師による診査が必要な場合があります。

過去の病歴や通院の状況など、告知書で問われていることに虚偽の回答をすると告知義務違反になります。

注意すべき点は、不告知も告知義務違反に問われるということです。実際の場面では、故意の告知義務違反か、単に忘れていたのか、実際はいろんなケースがあります。

突然、告知書を前に過去の病歴、通院歴、病名、治療経過が正確に思い出せる人はいません。告知義務違反かどうか考える余裕もなく、適当に覚えていることを書くと後で気になる事もしばしばあると思います。そのうち忘れますが、気になりだすと心配が続きます。

告知義違反は、保険会社による契約解除や大事な保険金の支払いが受けられないリスクがあります。告知義務と告知義務違反について、被保険者の立場から詳しく解説しました。また、どこまで告知すればよいか、契約する保険の種類による告知のさじ加減まで検証しました。

■生命保険と認知症は相性が最悪である理由。

◆ どこまで告知すれば告知義務違にならないか。

簡単な病気まで告知するのか、判断に迷うこともあります。花粉症や皮膚病、歯科通院などは告知すべきかどうかなど意図せずにアバウト告知になりがちです。それを告知義務違反として、どう判断するかという問題があります。

還暦近くの年になると、人間ドックでいくつもC判定をもらうようになります。C判定とは、要再検査です。健康診断で要再検査などの指摘を受けても、多くの場合放置しているケースがあります。

自分では大したことがないと思っているため、ほぼ告知忘れになりそうです。健康診断での要再検査は、どこまで告知すればよいのでしょうか。

■睡眠時無呼吸症候群になると生命保険に入れないのか。

◆ 生命保険の告知義務について。

生命保険を契約する際、被保険者は、過去の病歴、通院歴、現在の健康状態、現在の職業などについて、告知書や生命保険会社の指定した医師の質問に、事実をありのままに告げる告知義務があります。

告知では記憶違いや忘れていることもあります。故意または失念して事実を告知しなかったり、事実と異なる告知をしたりすると告知義務違反となる可能性があります。

おぼろげな記憶の場合、告知を怠ることもありますが、告知しないと不告知ということになります。その結果、告知義務違反により契約が解除となったり、保険金・給付金が受け取れなくなったりする可能性があります。

告知する相手は、生命保険会社の指定する告知書、もしくは生命保険会社が指定した医師です。保険営業や保険代理店の担当者などに健康状態や傷病歴などを口頭で告げても、告知したことにはなりません。

◆ 告知内容について。

生命保険に加入するには申込書と保険料、そして診査が必要になります。診査には必ず告知が付属します。

生命保険の診査は保障額により面接士であったり嘱託医であったり、保険会社お抱えの社医であったりとさまざまです。

告知書のみでよい場合は、告知書の項目を自分で記入します。診査を伴う場合はいずれの診査の場合にも、診査医による聞き取りによる告知を必ず求められます。

告知とは過去の病歴や通院、治療、身体の障害の状況などを告知書に記入し健康状態を報告します。その内容を元に、生命保険会社は、保険契約引き受けの可否を判断します。

告知書の内容は保険会社、あるいは保険契約の内容により異なるのが普通ですが、基本的な確認事項はほぼ共通しています。

細部は異なりますが、大まかには以下のことを問われます。

① 重大疾病の罹患確認。

② 3ケ月以内に医師の診察を受けたか。

③ 2年以内の健康診断で異常はなかったか。

④ 5年以内に7日以上の治療はないか。

⑤ 身体に障害はないか。

①と⑤は忘れたとかいう問題ではないのですぐに書けると思います。②と④はきちんと覚えている人はまずいません。

しかし調べて書くほどのこともないのが普通です。誰でもインフルエンザにかかるし、花粉症にもなります。しかし5年さかのぼって、正確に覚えていることはないと思います。

ここは覚えている範囲で正確に告知するよりないというのが現実だと思います。

一方では命にかかわる重大な病気で治療を受けて、そのことを忘れている人もまたいないのです。

よく問題になるのは③です。誰しも健康診断を受けて[C:要再検査(経過観察を要する)]の一つや二つはあります。でも時間がなくて自覚症状がなければ、要再検査と言われても放置している方のほうが多いのではないでしょうか。

その場合、健康診断の結果報告書を提出して、保険会社の判断にゆだねると告知としては、すっきりします。

異常ありと書けば生命保険会社は、診断書を求めてきます。過去に病歴があれば完治証明を求めてきます。

死亡保障を目的とする生命保険契約の場合、正確な告知はおろそかにできないところです。後で告知義務違反とみなされないためには、手間はかかりますが正確に押さえておく必要が出てきます。

しかし解約返戻金を目的とするような保険の場合は、正直言うとそこまで告知につきあう必要はありません。さじ加減の判断が分かれるところです。

【告知不要の場合】

・疾病の治療等ではなく、健康のための行為(市販薬やサプリメント、栄養剤等)。

・医師の診療を受けていない軽微な疾病(風邪、花粉症、皮膚病等)。

・医師に処方されていない市販の薬の服用(かぜ薬、目薬、頭痛薬、胃腸薬等)。

・風邪やインフルエンザが完治している場合。

・虫歯、花粉症(アレルギー性鼻炎)のため、医師の診察・治療を受けている場合。

【告知が必要な場合】

・糖尿病や高血圧などの生活習慣病で、定期的検査のための通院、薬の服用がある場合。

・健康診断や人間ドックによる「要経過観察」「要再検査」などの指摘を受けた場合。

・精神疾患の病歴がある場合。

・風邪やインフルエンザによる通院中の場合。

・帝王切開による出産の場合。

・歯科医によるインプラント治療、歯周病治療を受けている場合。

いろいろ書きましたが、ここまで理解して告知している人はいないと思います。あまり神経質にならずに覚えている限り正直に告知すること、そして問われていないことまで告知しないことが大事です。問われるのは保険金請求と告知との因果関係です。

故意の告知義務違反でない限り、告知忘れが問題になることは少ないと言えます。しかし保険会社にはそれぞれの引受基準があり、それに抵触すると保険金が支払われない場合があり得ます。

過去の病気については、現在の状況もあわせて記入する質問項目で「はい」となった場合に記入する詳細告知欄では、さらに詳しく書く必要が出てきます。

「傷病名・診断名」「部位」「検査名」「医療機関名」「症状・原因」「診察・検査・治療・投薬の開始時期」「入院の有無と時期・期間」「手術の有無と内容」「後遺症・合併症」などのほかに、「現在の状況」まで記入が必要です。

この内容を正確に告知するのは、難しいと思います。さらに医学的な専門用語まで出てくることがありますから、ご自身の記憶と残っている関連資料で、できるところまで書くほかありません。

その告知内容により、保険会社が契約を引き受けるのに条件を付けたり、断ったりする場合もあります。

・ありのままを記入する

告知書は、被保険者本人が必ず記入しなければなりません。質問で問われていることに対して事実をありのままに、正確にもれなく告知する必要があります。ただし質問にないことまで答える必要はありません。

・曖昧な表現にしない

質問事項によっては、記憶がなく記入が難しい部分もあるはずです。そのようなときでも空欄にしておかず、診察券や診療報酬明細書などを頼りにできるかぎり記入することが大事です。告知書の説明文や記入例に、書き方の指示がかなり細かく載っているので、記入前に必ず目を通してください。

■がん保険、上皮内がんはあきらめなさい。

◆ 告知義務違反に対して生命保険会社は甘くない。

生命保険の告知義務違反は軽く見てはいけません。

告知内容に虚偽(嘘)があったり意図的に告知しなかったりした(不告知)場合は告知義務違反となります。その場合、保険金が支払われないことがあります。

保険事故が発生し保険金が請求されると、保険金額や保険契約の内容によって調査が入ります。保険金請求書には必ず医師による診断書が必要です。提出された診断書に基づき、医療機関に対して調査が入り告知書との整合性が確認されます。

もともと保険金請求と直接関係ない受診記録は、調査対象になりません。花粉症で耳鼻科を受診したとか歯医者に虫歯治療を受けたとか、肩がこるので整骨院にかかったとかは告知を忘れていても重大な問題になることはありません。

保険金支払いに直接関係のある受診記録を遡及し、告知事実と照合します。

医療保険では契約後、早期(2年以内)の請求内容によっては調査することが多いと言えます。(病気になってから契約したのではないかという調査)

忘れる程度の医療は大したことではないので、覚えている範囲で告知すればよいとお考え下さい。受診日を正確に思い出すことは難しいと思います。それは誰でもある程度仕方がないことです。

生命保険は一面ではビジネスですから、生死に関わらない少々の不具合は目をつむってくれます。しかし基本的な告知に関する知識がないと、些細なことで告知義務違反に問われることもあります。死亡保障を目的とした契約では、特に告知義務に違反しないように注意する必要があります。

生命保険の営業の中には、病歴のある方に告知義務違反は2年経過後、免責となりますから余計なことは告知しないようにアドバイスする人もいます。確かに研修でもそのように教えますし、約款を見ても告知義務違反の免責としてそのように書いてあります。

でも実際の告知義務違反の判断はそれほど甘くないのです。告知義務違反の内容が特に重大な場合、契約解除や詐欺として告訴し、保険金支払を拒否するケースもあります。

◆ 契約解除と時効について。

故意とは、意図的にある行為を行うことです。虚偽告知がこれにあたります。重大な過失とは、わずかな注意をすれば防げた告知義務違反を漫然と見過ごした状態と言えると思います。病歴の確認を怠った場合の不告知などがこれに当たると思われます。

・告知義務違反の2年免責

告知義務違反があった場合、2年以内であれば、生命保険会社は契約を解除することができます。保険法では告知義務違反による解除について、「生命保険契約の締結のときから5年を経過したときは解除できない」と規定しています(第55条4項)。 しかし、生命保険会社は約款で責任開始日から2年を超えて有効に継続したときは、保険契約を解除できないとされています。

・契約解除

故意または重大な過失による告知義務違反は、責任開始日から2年以内なら保険会社に保険契約を解除される可能性があります。保険金請求をしなければ告知義務違反はバレません。しかし2年経過後でも保険金の受け取り事由が責任開始日から2年以内にあった場合は、告知義務違反として保険契約を解除されることがあります。

告知義務違反とされると、保険金・給付金を受け取れる事由が発生していても受け取ることはできません。契約を解除されたときに解約返戻金があれば、それを受け取ることはできます。

・告知義務違反の時効

責任開始日から5年以内に保険金・給付金の受取事由が発生しなかったときは、告知義務違反があっても時効とされています。また保険営業などによる不告知教唆があった場合は、告知義務違反は問われません。

また告知義務違反の対象となった事実とは関係ない病気やケガで保険金・給付金を請求したときは、保険金・給付金を受け取れます。

◆ 生命保険会社の告知に対する考え方。

生命保険会社にとれば、告知義務違反は困るのです。余分な保険金を支払うことは利益のマイナスになります。しかしそれ以上に告知義務に意図的に違反されると、契約者間の公平性を損なうことを恐れます。

告知義務違反をしても保険金が出るなら、正直に告知した人との公平性が保てないのです。告知義務違反という不公平がまかり通ると、生命保険会社は信用を失いかねません。

これは契約者が法人であっても個人であっても変わりません。生命保険会社にすれば、保険契約において体を提供する被保険者の健康状態を確認して、保険としての引き受けリスクを低減するためです。

生命保険会社が成り立っているのは、保険数理で計算された範囲でしか保険事故が発生しないことを前提に保険金支払を予測しているからです。したがってリスクの高い個体が不正確な告知をすることは、告知義務違反として排除したいと考えます。

生命保険会社の理屈によれば、告知を厳しく確認するのは契約者間の公平を守るためであるということになります。もちろん営利を目的とする株式会社化された生命保険でも、経営の安定化は契約者の利益になると考えます。

◆ 死亡保障を目的とするなら正確な告知が重要。

生命保険で三大疾病と生活習慣病は、告知義務違反に厳しいと言えます。保険会社が一番気にするのは、重大疾病の中でも三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)と生活習慣病です。

生活習慣病のうちでも、糖尿病に対しては、生命保険の間口は狭くなっています。精神疾患も同様に厳しくなっているようです。たとえば、うつ病は告知すれば引き受けは基本的に拒否されると思います。

節税対策の解約返戻金目的なら、告知義務違反でも特に重大な問題はないのです。でも事業保障を目的とした死亡保険は、できる限りあとで調査されて告知義務違反として問題のないように正確な告知が必要です。個人契約の場合も同様に、死亡保障を目的とする生命保険の場合、告知義務違反はやってはいけません。

■生命保険の指定代理請求の落とし穴。

◆ 知っておきたい告知のさじ加減。

サプリメントは告知不要です。たとえばグルコサミンを飲んでいることは告知の対象になるのでしょうか。まるで見た目は薬のような形態をしていてもサプリメント(いわゆる健康食品)です。服用してくださいとは書いていません。お召し上がりくださいと書かれています。

サプリメントとは言え食品(特定保健用食品・機能性表示食品・栄養機能食品、健康補助食品、栄養補助食品等)ですから告知には関係がありません。サプリメントはウナギやスッポンのようなもので効果があるかないかは関係なく健康維持のために補助的に服用する食品です。したがって告知する必要はありません。

コンドロイチンなども、第3類医薬品です。これは市販薬で、風邪ぐすりと同じです。保険の契約時に服用していても告知の必要はないものと思います。市販の風邪薬をのんでいても通院していなければ告知の必要はありません。

・告知不要の場合と告知が必要な場合

一方では些細な告知で、加入拒否もよく見かけます。若い人はほんとうに何にもありませんが、人間ある程度高齢になればどこか悪いところがひとつやふたつあって普通です。過去5年にわたり全部覚えている方が不思議です。それをして、告知義務違反と言われても困るわけです。

たとえば変形性膝関節症で4年目前に整形外科にかかっていれば、告知の必要があります。命に別状があるわけではないですし、将来的な死因に関係することもないでしょうから、告知しなくても問題になることはなさそうです。

しかし告知のルールから言えば整形外科であろうと、初診から最終受診日まで7日以上の期間、医療機関を受診していれば告知の必要があります。医師から来週来てくださいと言われれば、それで告知対象になります。

この辺の質問にかかってしまいます。

    1. 過去3か月以内に、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか?
    2. 過去5年以内に病気やけがで初診日から最終受診日まで7日以上の期間にわたり、医師の診察・検査を受けたこと、または7日分以上の投薬を受けたことはあるか?
    3. 過去2年以内の健康診断で指摘を受けたことがあるか?

実際のところは、死亡保険金請求書に添えて提出した診断書が調査対象ですから、他の病院にかかっていることはつながりがない限りわからないし、また調べもしないというのが本当のところです。

生命保険会社も暇ではありませんから、必要最小限の調査に絞ります。しかし契約後2年以内の保険金請求とか、不審な保険金請求はとことん調べます。

告知義務違反を恐れるあまり、馬鹿正直に全部並べてしまえば入れる生命保険にも入れなくなります。この辺の告知のさじ加減が難しいところです。

生命保険会社がいやがることは避けつつ、告知義務違反にならないようにすることが大事です。もちろん加入目的によって告知も加減する知恵が大事です。

◆ 告知義務違反と告知のさじ加減、まとめ。

健康そうに見えてもどこかしら不具合が見つかり、医者にかかったりサプリメントを飲み始めたりと、年齢という自分の運命に抵抗を始めます。

病院を変われば告知義務違反をしてもばれないとか、いろいろなアドバイスもあるようですが、実際、重大な病気では、調査でわからないように病院を変わるなどということは難しいのです。

保険会社も保険金支払いに影響がない軽微な告知義務違反は重視しません。また告知義務違反には2年免責があり、重大疾病につながる告知違反でない限り問題になることは少ないと言えると思います。

ただ、正確な告知は大事ですから、死亡保障を目的とするなら告知義務違反には最大の注意を払いましょうと申し上げておきます。

正しく告知した結果、契約内容に条件が付いても告知義務違反におびえて暮らすよりそれの方がどれだけ安心できるかしれません。

それゆえ故意の告知義務違反や不告知はやはりリスクが高いと考えるべきなのです。

とくに大きな死亡保障の場合、告知内容は重要な情報になりますからしっかり確認しなくてはなりません。適当なことを書いて、さじ加減とはいきません。

誤解なきよう申し上げておきますが、告知義務違反を推奨しているわけでは決してありません。告知は正確に真実を告げるべきものですが、保険の種類や目的によっては、そこまで神経質にならなくてもよいという話です。

とくに法人契約するハーフタックスの養老保険などは、そもそも満期金か解約返戻金が目的ですから、あまり正直に告知されると、保険事務の手続きが煩雑になります。

診断書や完治証明を求められると費用と時間と被保険者に負担がかかります。その結果「お引き受けできません。」と不成立になれば、社員の公平性が失われます。ケースバイケースで、保険の告知も考えることが良いのではないかと思います。

補足しておきます。重大な病歴があったのに告知するのを忘れていたら?それは不告知に該当し、告知義務違反となる可能性があります。生命保険会社に連絡して、改めて告知をし直す必要があります

体に異変を感じるようになると生命保険は加入のハードルが高くなります。それゆえに生命保険は若いとき、それも健康なときにしっかり検討することが重要です。そうすれば告知で悩むようなことも少なくなります。

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